その他

確定申告中休み 修善寺

確定申告の中休みで修善寺。

毎年、216日から315日の確定申告の中間で中休みを入れるようにしている。

ほぼひと月、毎日夜遅くまでの仕事になる確定申告。

人間、働きづめでは続かない。

のびきったゴムはいずれ切れる。

だから、どこかでオフを入れる。

いい仕事をするためにはいい遊びをする。

これ信念(^^;

11時くらいに横浜を出て修善寺へ。

走りたい時は箱根から伊豆スカイラインを経て回りこむように修善寺に行ったり

するのだが、今回はオーソドックスに東名で沼津。

沼津港で遅めの昼飯を食べ、そこから30分ほどで修善寺。


DSC_3866
  沼津港のせきの食堂はお休みだった
DSC_3868
 貝焼きと海鮮丼で昼飯

宿に入り、まずはゆっくり温泉に入る。

のんびりしてから夕方、散歩がてら晩飯。

修善寺に行ったときはたいてい、いきぶしという場末のラーメン屋みたいな

小さな居酒屋で晩飯を食べている。

新型コロナ以来、メニューの種類が減ったのがちょっと残念なのだが、

感じのいい母娘のやっている店で、結構繁盛している。

飲んで食べていい気分で宿に戻り、確定申告でしばらく続いた寝不足を取り戻す

ためにがっーと寝る。

翌朝の5時、修善寺の鐘の音で起こされる。

5時に鳴らすなよ、せめて6時にしろ6時に(^^;;

朝風呂に入り、美味しい朝飯を食べてチェックアウト。

ちなみに今回の宿泊は金福荘。小さな安い旅館だが、ここは朝飯が美味しい。

風呂は小さいが源泉かけ流し。小さい風呂が気に入らなければ近くに筥湯がある。

こ洒落たホテルライフが好きな向きには合わないだろうが、

手軽な料金でのんびりしたい向きにはお勧めである。

月ヶ瀬の道の駅で土産を買って昼前には横浜に戻り、そのまま仕事。

さ、ひと休みいれたところで確定申告後半戦、頑張ろう。


DSC_3870
 修善寺と修善寺寒桜

DSC_3871
 修善寺温泉
DSC_3873
 金福荘。夕飯なし朝飯のみ。風呂は小さいが源泉かけ流し。
 朝飯は美味い。のんびりするのにいいところである。

自然薯

アーチェリーの射場の畑の隅に2年前、自然薯を植えた。

秋になると零余子が取れたが量は少なくて、

以前作った場所と比べて出来がイマイチなのかなと思っていたのだが、

その自然薯を掘りだしてみた。

DSC_3747
 自然薯を植えたところ、右側には菊芋を植えてある
DSC_3748
 茶色く枯れた蔓の先に自然薯があるはず

2
年前植えたときは、収穫のとき深く掘るのが大変なので、

竹を半分に割ったもののなかに自然薯の苗を入れ、

それを横に敷くように植えてみた。

しかし、掘ってみると竹は出てきたが土と草の根が入っているだけで肝心な自然薯がない。

零余子は出来ていたのでないはずはなく、さらに探して掘っていると、

ようやく見つけた。

横に敷いた竹とは関係なく下に伸びていた。

竹に沿って育たず竹の横から下に根を伸ばしていったのだろう。

これはまた深く掘らねばならず大変だと思ったのだが、

30㎝くらい掘ると固い土の層が出てきて、それ以上深く掘れなかった。

植えた場所が以前と違い使わなくなっていた畑の隅で、

下の土が固いところだったようだ。

DSC_3749
 見つけた自然薯を掘るのだが、下の土が固い

皆で交代でスコップで掘るのだが、ともかく固くてはかどらない。

皆疲れてきて、テキトーなところで折って取り出した方がいいんじゃないかと

思いつつ、自分が言い出しっぺになるのは嫌なので我慢して掘る(^^;

我慢して掘っていたら、幸か不幸か途中で折れた(^^;;

折れなかったらあと何時間かかったんだろう。

他にもあるはずなのだが、時間がかかり過ぎて今日の収穫はこれで終わり。

掘りだした自然薯は来週摺り下ろして、射場でとろろ蕎麦を作って食べる予定である。

アーチェリーの射場、仲間達とこんなふうに季節を楽しみながらわいわいやっている(^^


DSC_3752
 収穫した自然薯 まだあるはずなのだがさすがに疲れた
DSC_3753
 こちらは菊芋

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。


正月
1日は初詣。

今年はちょっと行き先を変えて葉山の森戸神社に行ってきた。

横横道路から葉山方面に行くのなら逗子で一般道に降りるのだが、

あえて素通りして衣笠まで行く。そこから三浦半島の相模湾側に出て北上、

子供達が小さかった頃に連れて行った立石とか長者ケ崎などの懐かしい海岸を走り、

森戸神社へ。相模湾に臨んだ感じの良い神社である。

車が停められるか心配していたのだが、割とスムーズに神社の駐車場に入れた。

駐車場はスムーズに入れたのだが、参拝の方は延々と行列が続いていて、

しかもあまり進んでいかない。これは一時間以上かかるなと思い、あっさり断念。

境内の隅に海を背にした小さな鳥居があり、そこで手を合わせて初詣終了とした。

DSC_3730~2
 立石海岸 写真を拡大すると立石の右側に富士山が見える
DSC_3733
 森戸神社
DSC_3732
  本殿が凄い行列なのでこちらに手を合わせて初詣終了
 写真を拡大すると鳥居の向こうに名島の赤い鳥居が見える。
 龍宮遥拝所であるらしい。

三が日を過ぎて4日の日曜日はアーチェリーの射場で新年会。

射場で寿司をとり、焚火で豚汁を作り、飲みながら歓談。

会費3000円なのだが、楽しく話をしているうちに寿司がほとんど終わっていた。

どう考えても3000円分の寿司は食っていない(^^;

飲んで食べたあとはコースをひと回り。

風も吹いていない穏やかな天気で新年最初のアーチェリーを楽しめた。

今年も仕事に遊びに頑張っていこうと思っている。


DSC_3742
   45mの射ち降ろし。今年も頑張ります。
 新年会の写真は飲んで話をする方に忙しくて撮りそこねた(^^;;

遺言執行人

リタイアして下田に住んでいる知り合いを訪ねてきた。

私よりかなり年長で80代、遺言執行人になっているので一年に一度は様子を見に

行くことにしている。

遺言の内容に従い故人の意思を実現する役目を負うのが遺言執行人で、

通常は、相続人の間で争いが予想されるとか、

かなりの財産があり遺産分割等の事務処理が大変だという場合に指定されるのが

遺言執行人であるのだが、

知り合いの場合はそういうケースではなく、

身寄りがないので死後の片付けを頼むよということなのであろう。

下田から一時間くらいの細野高原で待ち合わせ。

山によく登っていた人で、以前はたまに一緒に登りに行っていたのだが、

あまり歩けなくなってきて、そういうこともなくなった。

ひさしぶりに軽い高原歩きをしようということで行ってみたのだが、

歩いている途中から、肩を貸してくれということになり、

一時間の散策コースだけ歩いてきた。

昔は南アルプスや八ヶ岳あたりも登っていた人なのだが、

一年振りに会うと、やはり衰えが目に付く。

そんなことを思いつつススキが綺麗な起伏のゆるやかな高原を歩いた。

そのあと下田の自宅に泊めてもらい、

温泉に入ってのんびりし、食事のあとで話をした。

今後のことをいろいろ考えておかなければならない歳である。

いろいろ話したが、とりあえず見守りサービスのようなものを使うことは

考えてくれたようだ。

翌日、朝風呂に入ったりしてのんびりしてから、

来年また会いに来るということで彼の家を辞した。

来年はどういう形で会えるだろうか。

人は必ず歳をとる。

自分もいつかそういう時がくる。

伊豆の綺麗な海を眺めながら海岸沿いを走って横浜に帰ってきた。


DSC_3618
 細野高原

DSC_3624
 ススキの原の向こうに海が見える

平治物語絵巻

今度の日曜は仕事が入っているのでその代休ということで今日は上野に行ってきた。

東京国立博物館で今月の26日まで国宝の平治物語絵巻を展示している。

平治の乱を描いた絵巻物で、現存するのは3巻。

三条殿夜討ちの巻はボストン美術館にあり、信西の巻は静嘉堂文庫、

六波羅行幸の巻が東京国立博物館にある。

幽閉されていた二条天皇が女装して内裏を抜けだし平清盛のいる六波羅に入る。

これにより藤原信頼のクーデターは失敗するわけだが、

その様子が描かれた絵巻物である。

常設展での展示だが、国宝は年間の展示日数が制限されているので、

常に展示されているわけではない。

今回は922日から1026日の間だけの展示である。

とりあえずひさしぶりに東博。

上野で公園口の改札を出て歩いていくが、インバウンドで外国人観光客が結構いる。

広場を抜けていくと東博。

DSC_3381

運慶の特別展もやっている。ついでなのでこちらも見ていく。

奈良興福寺北円堂の弥勒像や四天王像。

滅多に興福寺から出ない仏像である。

興福寺というと八部衆の立像が浮かぶが、こちらも力強い造形でなかなかいい。

平日だったが会場はかなり混んでいた。

ただ、今日は平治物語絵巻を見に来た。運慶をひと通り見て常設展の方に向かう。

常設展のどの辺にあるのかなと思いながら歩いていると、あった。

平治物語絵巻。

描かれてから700年くらい経っているはずだが、鮮やかな色である。

武士が集まっているあたりの描き方とか、建物の真っすぐな線とか、構図も優れている。

絵巻物は右から左に時系列を追って描かれているのだが、

こういう描き方って、現代の漫画やアニメの描き方にも通じるところがある気がする。

撮影禁止になっていなかったので、人のいない時を見計らってスマホで写真を撮る。

DSC_3384


DSC_3383

美しい絵巻物だった。

いいものを見た気分で東博を出て御徒町へ。

なぜかは知らないが上野はトンカツ屋が多い。

そのうちの一軒の井泉へ。

インバウンドで外国人観光客が結構食べにきていたが、座敷の方が空いていて

スムーズに入れた。ひさしぶりに井泉のトンカツを食べ、

たまにはこんな休日があってもいいなと思いつつ横浜に帰った。


DSC_3386

  井泉のヒレかつ定食

『中東 世界の中心の歴史』

『中東 世界の中心の歴史』(202411月初版発行)を読んだ。

著者のジャンピエール・フィリユはパリ政治学院の教授。中東の近現代史が専門。

フランス外務省で中東政策を担当したのち学者に転じた。

日本人は、中東というとイスラム教の世界で豊かな産油国がある、くらいの

大雑把な認識が主流のような気がする。

中国史のように多くの歴史小説などで触れる世界ではなく、

遠い砂の世界のように漠然としている。

過激派のテロの影響もあり、宗教でなぜそこまで対立するのか、宗教が根っこに

あるから対立は消えないとか、やおよろずの神々の国の人間はえてしてそんなふう

に思うわけである。

しかし、本当に宗教があるから、あるいは宗教だけで対立しているのか?

パレスチナの問題はなぜあそこまで破滅的にこじれてしまったのか?

以前から疑問に思っていたとき、本屋でこの本を見つけた。

ローマ帝国の東西分割から現代までの1600年の中東の歴史、

三つの大陸の交差点、文明の発祥地とその交易路の中心であり、

三つの一神教の発祥地である中東について、

西側中心史観を脱却して描き出されている。

十字軍の時代にしても宗教を越えて共通の敵と戦うことは当たり前にあったわけで、

キリスト教とイスラム教の対立という西欧的あるいは紋切型の歴史観では理解できない

ことがあるわけである。

本書はそういう日本人には馴染みの薄い中東の歴史を紐解いてゆく。

歴史を学ぶということはその歴史の延長線上に未来を見るということである。

化学兵器を使うのはレッドラインだとオバマはシリアのアサドに示したが、

実際、アサドが自国民に対し化学兵器を使ったとき、

アメリカは結局なにもしなかった。

それを見たプーチンが、西側は結局座視するだろうと踏んでクリミアを併合した。

現在のウクライナの戦争は、

プーチンがオバマを見切ったとき既に芽を吹いていたと言っていいのかもしれない。

同じことはトランプについてもいえるだろう。

オバマの戦略的忍耐もトランプのディールも、

相手への間違ったメッセージになるかもしれない、あるいはなったのかもしれない。

そう思うとき、ウクライナについてもパレスチナについても、あるいは暗澹とした

未来しか当面は描けないのかもしれない。

ひさしぶりに読み応えのある一冊だった。

一読を勧めたい。


DSC_3003

アーカイブ