ビジネス

総会

年に一度の税理士会支部の総会。

今年はもうひとりの監事が監査報告を担当するので出番はなし。

暇を持て余しながら会場に座っていたら、

議案説明のあとで会場から質問が出た。

ただ、聞いていてちょっと首を傾げた。

支部が出す支払調書が届かなかったので申告のときに困った、

担当部長からはなんの説明もないが、どういうスタンスで仕事をしているのか?

という内容の質問で、そのあと、担当部長と担当副支部長が説明していたが、

総会で議案を審議しているわけである。

当然、質問は議案の内容についての質問であるべきではないのか?

しかし、その質問は議案とは全く関係なかった。

議案と全く関係ない質問は普段の例会ですればいいのである。

総会でそういう質問が次々と出たら議案審議ができなくなる。

本来なら司会が、議案について質問してくださいと促して質問を変えさせる

べきだったのではないかと思う。

それに、これはそのあとの休憩のとき他の会員も言っていたが、

質問というより質問に名を借りたクレーム

クレームも健全なクレームなら遠慮することはないわけで、

それもやはり普段の例会で言うなり、直接、担当者に言えばいいのである。

普段の例会は会員に情報を伝えるだけでなく、会員の声を聞く場でもあるはずだ。

それを総会でそういうことをするのはどうなんだろうと思ったわけである。

来年からは、質問は議案についての質問に限定すると、

前もって示すべきなんじゃなかろうか。

そんなこと思いつつ、総会は無事終了した。


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  射場のホタルブクロが咲いた

選定委員会

横浜市の某選定委員会に行ってきた。

税理士は税理士会を通して公的な機関に派遣されることがある。

たとえば、固定資産評価審査委員会。

固定資産評価額に不服がある場合、一定の期間内に審査の申し立てをすることが

できるわけだが、その審査をするのが固定資産評価審査委員会。

行政から独立した機関として学識経験者・市民・税の専門家などから委員が

選ばれて審査するわけである。

他にも公的な施設の管理受託者の選定について、やはり行政から独立した

委員会がそれを審査したりする。

今回派遣されたのはそういう委員会のひとつ。

もちろん守秘義務があると思うので内容は書けない。

あるんだろうな…?   守秘義務についての説明はなかったけど?(^^;

委員の紹介のあとさっそく審議。

今後の進め方を確認して、

このあと応募業者の審査選定をすることになる。

税理士が派遣されるのは、応募業者の財務状況の審査ということであろう。

人間、たまにはそういうパブリックに係るようなこともした方がいい。

自分の金儲けばかりしていてはダメである。

少しは社会の役に立ちたいと思うわけである(^^;;

5時過ぎ、初回の委員会が終わって庁舎の外に出ると、

まだ明るい五月の日差しがあった。


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  樟の木の若葉

謝り方

事務所のファイアーウォールが5年の契約期間が切れるので買い替え。

業者が持ってきた見積もりは約90万。

税理士事務所は顧客の個人情報を扱うのでセキュリティーには気を遣う。

マイナンバー制度がスタートしてからそれがさらに厳しくなり、

ハードウェア型のファイアーウォールを使うようになったのはそれ以降である。

で、その見積もりで話をしていたのだが、

最大10%値引きできるという。

なら、その最大のところまで値引きしてくれよということで話して、

それではこの金額でということで契約することになった。

後で作られた契約書を見たら打合せのときと金額が違う?

「金額が違うけど?」と言うと。

「見積もりは税抜きです。消費税が10%かかりますので」との返事。

相手は若い営業担当とその上役の2人。

「おたくたち、ここで話聞いてたよな。俺は本体から10%値引きして、それに消費税

10%で合計〇〇円と言ったよね。おたくたち、その通りですと言ったよな」

「あ、ちょっと勘違いして話していました。見積もりは税抜きでして

言われてよく見ると見積書の端っこに小さな文字で税抜き価格と書いてある。

これでカチンときた。

「あんたら車買いに行ったら税抜きで話すか?  600万ということで話したら客は支払う

総額が600万ということで話してるんだよ。話が終わってから営業マンが660万の

契約書持ってきたら客は怒るだろうな。そもそも、ふたりで話を聞いていたのなら、

俺が税込みで話しているのは分かったろ。税込みだと幾らだとなぜ言わなかった」

若い営業担当、かなり焦ったらしく、

「私が悪いんです。最初説明したときに税抜きだということを言わなかったので」と

何度も繰り返す。

だまってそれを聞いていたら、上役の方が一度外に出て会社に電話、戻ってきて、

説明不足だったので値引きさせて頂きます、ただ、どうしてもこれ以上は値引きでき

ないところがあるので、そこはお願いします、ということで決着。

最初の見積もりは税込みだと約100万だったわけだが、

最終的に約82万で決着。

見積もりが税込みと思って交渉した金額よりは3万程多くなったが、

相手を困らせるつもりもないので、それで済ませた。

しかし

若い営業担当が「私が悪いんです」と繰り返して言うのを黙って聞いていたが、

どうなんだろうね。

アメリカ人は責任を認めることになるのであまり謝らないとか。

日本人はその場をうまくまとめるために取り合えず謝るのかな

あのとき私が、

「そうだよね。君が悪いんだよね。じゃ、責任取るしかないよね。

打合せした金額に契約書は変えてもらおう。差額は君が責任取ってなんとかしなよ。

だって君が悪いんだから仕方ないよね」

と言ったら彼はどうするつもりだったんだろう。

ま、心優しい税理士はそういうことを言わなかったわけだが(^^;

軽いジョークでそういうことを言ってやった方が、これからの彼のためだったかな。

謝り方って難しいのである。


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 今日の雪の射場

相続と成年後見

横浜市の地域ケアプラザでのセミナー&個別相談会に相談員として行ってきた。

前半はセミナーで後半が個別相談会。

セミナーは相続と成年後見について、かなり嚙み砕いての説明。

あとで講師が言っていたが、以前、別のところのセミナーで、

終わってから難し過ぎたとダメだしをくらったそうで、

それで内容を分かりやすくしたらしい。

参加者はケアプラザの利用者で、

いずれ成年後見が必要になるかもしれない高齢者である。

確かに、わかりやすく説明しないと聞いてもらえないかな。

後半の個別相談会、相談員2人で担当、相談者は一人暮らしの高齢のご婦人で、

老人ホームに入ろうと思い、5000万ほどかかるので、預けてある信託銀行に

金をおろしに行ったら、信託銀行で手数料3000万かかると言われたとのこと?

しばらく聞いていて気付いた。

「その3000万というのは老人ホームに入ってからかかる月々の支払いの話じゃ

ありませんか?  入居時の5000万だけじゃ足りないよ、それから先3000万はかかるよ、

という話じゃありませんか?

と聞いたのだが、いや、手数料で間違いないと言う。

さらに遺言状の話になり、その信託銀行に勝手に遺言状を作られたと。

本人は自分で作ると言ったのに、いえいえうちで作りますからと勝手に作ったそうだ。

で、本人、司法書士に頼んで新しい遺言状を作ってもらい、信託銀行で預かっていた

勝手に作られたという遺言状も取り返してもらったらしい。

確かに、高い手数料とか遺言状どうのこうのという話は信託銀行はやりそうである。

以前、このブログにも書いたが、信託銀行は遺産整理のサービスをやっていて、

相続発生後の戸籍謄本の取得とか金融機関への手続きとかを代行するということを

やっている。銀行によって違うだろうが、遺産の総額の1%、最低額110万、そのくらい

の手数料でやっているようだが、はっきり言って高齢者相手のぼったくりである。

私自身、自分の親の相続でそういう一連の作業をやっているが、

最低額でも110万円支払わなければならないようなものではない。

遺言状についても遺言信託というものを信託銀行はやっているが、

個人的には営利企業が人の人生の最後の清算について遺言執行人として係ることに

懸念を抱いている。実際、くだんの相談者は自分で遺言状を作りたかったのに、

信託銀行の主導で作られてしまっている。

「お客様のために」というのは宣伝文句なのである。

相談者のなかで、「高い手数料」とか「勝手に作られた遺言状」とかが膨らんでしまい、

話がとっちらかっているのではないかと思うのだが、

いずれにしろ、この相談者は信託銀行の営業とかになめられてしまうところがある

のかもしれない。思い違いもありそうだし、成年後見の補助くらい必要な人なのか

話の途中からそんな気がしてきて、それとなく本人の様子を見ていたのだが、

初対面で少し話したくらいでは分からないよね。

一人暮らしの高齢者には、後見までいかなくても保佐あるいは補助が必要なのに

そのままになっている人って結構いるのかもしれない。

そんなことを思いつつ相談会を終えて帰った。


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  セミナー風景

 

税務調査と税理士の立ち合い

しばらく前にあつた税務相談。

顧問先ではないのだが、個人事業の人で何年か前に税務調査を受け、

修正申告で納付することになった税金がかなりの額になり、

それが滞納になって悩んでいるとのことで相談に来た。

ま、基本的には税務署と話し合って分割での納付をするしかないので、

そういうことを説明したのだが、

その税務調査の話を聞いて首を傾げた。

建設業をやっていて、自分でやりきれない仕事を請け負った金額でそのまま

同業者に回していたらしい。

本人(A)は金が右から左に出ていくだけなので自分の売上ではなく預り金という

認識だったとのこと。

それを税務調査で売上の計上漏れということで5年分の修正をすることになり、

それがかなりの追徴税額になったらしい。

話を聞くと、同業者は請求書を元請けにではなくAに送っていて、

Aは元請けから振り込まれた金額をそのまま同業者に振り込んでいた。

同業者に仕事を紹介したのなら同業者は元請けに請求を出すべきで、

請求をAに出しているということはAから仕事を請け負っているという形である。

である以上、同業者に回した分も含めてすべてAの売上になるわけで、

その点については税務署の指摘は正しい。

で、税務署は売上計上漏れの修正申告の下書きを持ってきて、

これに署名しろということで修正申告をさせたのだが、

そのあと本人はつてを頼って税理士を紹介してもらい相談に行ったらしい。

そこで税理士に「なんでもっと早く相談に来なかったんだ、自分で修正申告を

しているので、もう手遅れだ。どうにもならない」と言われたらしい。

それから5年以上経ち、

いまだにその時の追徴税額の支払いが終わらず苦しんでいるらしい。

話を聞いて首を傾げたのは、

修正申告は売上の計上漏れだけを取り上げている。

同業者への外注費支払いの計上漏れはそのままである。

売上の計上漏れは本人も認めたところかもしれないが、

その修正申告に含まれていない外注費の計上漏れについては

更正の請求が可能なはずである。

なぜ、その税理士はそのときそういう説明をしなかったのか?

その時にしかるべき対応をしていれば問題は解決したはずである。

しかし、更正の請求も5年以上経過するとできなくなる。

今となっては、いかんともしがたい。

それにしても税務署もひどい。

金が右から左に流れ、売上が計上漏れになっていると同時に外注費も計上漏れに

なっていることは調査時に分かったのではないか?

それなのに売上計上漏れだけの修正申告の下書きを持ってきて、

これに署名しろと納税者に迫った。

外注費の計上漏れについては知らん顔をしたのであろう。

税理士が立ち会っていない税務調査では、たまにこういうことがある。

適正な課税よりも増差税額を出すことに頭がいっている調査官というのは、

実際いるのである。一方は税金のプロ、一方は素人。

なにも分からないままに言いなりになっているということはある。

だから、普段、税理士を依頼していない納税者も、

税務調査のときだけは税理士に立ち合いを依頼するとか、

そういうふうにした方がいいのである。

ちゃんとした税理士なら、自分のしていない申告でも、内容を確認したうえで

引き受けてくれるはずである。

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  近くの自然公園、公孫樹の黄葉が綺麗だった。

瀬谷フェスティバル

横浜市が毎年各区で開いている区民祭り、

瀬谷区では瀬谷フェスティバルということで、今年は瀬谷区役所の周辺で開催。

税理士会では毎年、税務と成年後見の相談のブースを出しているのだが、

成年後見の相談ができる人が少ないということで、

相変わらず相談員ということで引っ張り出されている(^^;

天気がイマイチだったので、どうかなと思っていたのだが、

駅から近いということなのか相変わらずかなりの人出。

区役所の外の広場に食事系の屋台が並び、それ以外のブースは区役所の建物内で

やっていたので、これだと屋外の屋台の方に人がいってしまい、

相談に来る人は少ないだろうなと思っていたのだが、

あにはからんや今までの区民祭りで一番多い相談事績になった。

結局、駅から歩いて来られるということで、相談者が多かったのかも知れぬ。

それはいいのだが、相談員が終わってから口々に言っていたのは、

今年は難しい相談が多かったということ。

確かに今までは年金の申告とか医療費控除の申告とか、

そういうのが多かった気がするが、

今年は相続がらみの相談が多かった。

それも、二次相続を考えた相続とか、空き家の3000万控除とか、

具体的な資料を見て検討しないといけないような相談。

そういう相談が来ること自体はいいのだが、

税理士の税務相談にしろ弁護士の法律相談にしろ、

無料の相談って一定の時間内でやるもので、

おのずから一般的な相談といいうことを前提にしているのである。

神奈川県がやっている弁護士の無料法律相談とかははっきりしていて、

30分たつとチャイムが鳴って話の途中でもそれで終了である。

具体的な事案って、限られた時間内でするのは結構厳しい。

それで終わらないような相談は有料。

なぜなら、公的な負担で個人の個別の相談にそこまでかかわること自体が

おかしいわけである。

今回の相談も一人で1時間以上かかっている人がいたが、

区民祭りのような場での税務相談とかは、出来るだけ多くの人の相談に応えるという

スタンスでするわけで、一部の人の複雑な事案のために時間をつぶすことは

前提にしていない。

その辺は理解してもらわないといけない。

「一人30分までということにしないといけないんじゃないの?

終わってから担当部長や副支部長とそういう話をしていのだが、

ま、今までと比べてかなり相談が多かったということ自体はいいことで、

今後の課題とすべきところかな。


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 開会直後くらいの会場、向こうのステージでブラスバンドが演奏していた
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   国税のキャラクターのイータ君。職員に手を引かれてやってきた、
 なんでもこの着ぐるみ、前があまり見えないそうで、ちょっと危険なのである(^^;;
  着ぐるみ来てる担当者は大変。

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 隣りの法人会のブースにあつた一億円の札束。
 重さは10キロ。ただしレブリカ。
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  2年後の花博の宣伝。地元としては道路混みそうで複雑なのだが...(^^;;;

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