事務所のファイアーウォールが5年の契約期間が切れるので買い替え。
業者が持ってきた見積もりは約90万。
税理士事務所は顧客の個人情報を扱うのでセキュリティーには気を遣う。
マイナンバー制度がスタートしてからそれがさらに厳しくなり、
ハードウェア型のファイアーウォールを使うようになったのはそれ以降である。
で、その見積もりで話をしていたのだが、
最大10%値引きできるという。
なら、その最大のところまで値引きしてくれよということで話して、
それではこの金額でということで契約することになった。
後で作られた契約書を見たら打合せのときと金額が違う?
「金額が違うけど?」と言うと。
「見積もりは税抜きです。消費税が10%かかりますので」との返事。
相手は若い営業担当とその上役の2人。
「おたくたち、ここで話聞いてたよな。俺は本体から10%値引きして、それに消費税
10%で合計〇〇円と言ったよね。おたくたち、その通りですと言ったよな」
「あ…、ちょっと勘違いして話していました。見積もりは税抜きでして…」
言われてよく見ると見積書の端っこに小さな文字で税抜き価格と書いてある。
これでカチンときた。
「あんたら車買いに行ったら税抜きで話すか? 600万ということで話したら客は支払う
総額が600万ということで話してるんだよ。話が終わってから営業マンが660万の
契約書持ってきたら客は怒るだろうな。そもそも、ふたりで話を聞いていたのなら、
俺が税込みで話しているのは分かったろ。税込みだと幾らだとなぜ言わなかった」
若い営業担当、かなり焦ったらしく、
「私が悪いんです。最初説明したときに税抜きだということを言わなかったので」と
何度も繰り返す。
だまってそれを聞いていたら、上役の方が一度外に出て会社に電話、戻ってきて、
説明不足だったので値引きさせて頂きます、ただ、どうしてもこれ以上は値引きでき
ないところがあるので、そこはお願いします、ということで決着。
最初の見積もりは税込みだと約100万だったわけだが、
最終的に約82万で決着。
見積もりが税込みと思って交渉した金額よりは3万程多くなったが、
相手を困らせるつもりもないので、それで済ませた。
しかし…。
若い営業担当が「私が悪いんです」と繰り返して言うのを黙って聞いていたが、
どうなんだろうね。
アメリカ人は責任を認めることになるのであまり謝らないとか。
日本人はその場をうまくまとめるために取り合えず謝るのかな…。
あのとき私が、
「そうだよね。君が悪いんだよね。じゃ、責任取るしかないよね。
打合せした金額に契約書は変えてもらおう。差額は君が責任取ってなんとかしなよ。
だって君が悪いんだから仕方ないよね」
と言ったら彼はどうするつもりだったんだろう。
ま、心優しい税理士はそういうことを言わなかったわけだが(^^;
軽いジョークでそういうことを言ってやった方が、これからの彼のためだったかな。



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