トレッキング最終日、今日は登山口のジヌーまで下る。

コースタイムとしては7時間半。

ただ、今までもコースタイムよりも早く歩いているからもっと早く着くだろう。

朝起きて外に出てみると、マチャプチャレが見えた。

天気は回復してきているらしい。


DSC_3511~2
 ドバンの朝 マチャプチャレの双耳峰が見える

バンブー、シヌアと下る。途中何度か振り返る。

ようやく広がった青空の下にまだ少し雲のかかったマチャプチャレが見える。

今回のトレッキングもこれで終わりだ。

次はいつヒマラヤに来ることが出来るだろう。

シヌアあたりから畑が出てきて、地元の人達の生活圏に入る。

チョムロンまで下ると田んぼもあり、刈り取りの終わった稲田で藁を干していたりする。

むろん山の斜面の棚田である。見ると隅に桜が咲いていた。

このあともところどころに桜があり、近くから見ると幹は確かに桜。

葉っぱが少し出ていてこれから咲く蕾もあった。山桜に似ている。

あとで知ったことだが、我々の見た桜はたぶんヒマラヤザクラ。桜の原種である。

ヒマラヤザクラは11月から12月に咲く。

そういえば雲南でも12月に桜が咲いていたっけ。

そこから東に分布を広げ、さらに海を越えて桜は日本までやってきたのである。

シヌアとかチョムロンのあたりに来ると例によって上の見えない階段。

登って下りて登って下りてを繰り返してやっとジヌーに着く。

トレッキングの終わりを祝って、ガイド・ポーターと4人でビールで乾杯。

天気はいまいちだったが、ヒマラヤの大きな自然のなかのトレッキングは楽しかった。

2年前のランタン谷と比べるとトレッキングコースの風景の美しさはランタン谷。

スケールの大きさはアンナプルナという感じかな。


DSC_3518~2
 下る途中から、頂上に雲がかかっているのがマチャプチャレ
DSC_3520
 下山の途中、木に寄生して咲いているラン。
 白いのは見るがピンクのは珍しいとガイドが言っていた。
DSC_3526
 石段をくだっていくと馬が休んでいた。
 金払って馬に乗ってゆくトレッカーもいる。
DSC_3528
 昼飯を食べたところで豆をとっていた。
 この辺の畑、背の高い豆が結構植わっている。今の時期葉っぱが黄色いのですぐ分かる。
 写真撮っていいかと聞くと人懐こい笑顔で頷いてくれた。
DSC_3531
 昼食に食べたチベットの麺テントゥク 美味しかった
DSC_3534
 桜の原種 ヒマラヤザクラ

翌朝、ジヌーのロッジの屋上からアンナプルナの朝焼けが見えた。

アンナプルナBCでそれを見たかったのだが、

ま、登山口からにしろ見られたのだから良しとしよう。


DSC_3544~2
  ジヌーから見たアンナプルナの朝焼け
DSC_3550
 ヒマラヤのこの辺、麻呂眉の犬が多い
DSC_3566~2
 麻呂犬とアンナプルナ

サムロンまではジヌーから吊り橋を渡って30分。そこから車に乗ってポカラに戻った。

ポカラの市街やフェワ湖のあたりを散策し夜は飲んで一泊、

カトマンズへの移動は、飛行機が欠航して帰国便に乗れなくなると嫌なのであえて車。

カトマンズまで6時間半くらいかかった。

いつものフジホテルに入り、ダルバール広場のあたりを歩いたり土産を買ったり、

のんびり過ごしてその日の深夜便で日本に帰った。


DSC_3574
 ポカラ 湖畔へ行く道

DSC_3575
 ポカラのフェワ湖 山のなかの湖だが水は緑色
DSC_3588
 カトマンズのダルバール広場 屋上のカフェでマサラティーを飲みながら

DSC_3595
 ダルバール広場で昼飯にダルバート
 ネパールは多民族国家だがこのダルバートはタカリ族のもの
 ヨーグルトが付いているのがタカリのダルバートの特徴。美味しい。