サマルカンド2日目。

今日はシャーヒ・ズィンダ廟へ行ってみる。

レギスタンからイスラム・カリモフ通りを歩いていくとアフラシャブの丘が見えてくる。

その突き当りを右に少しいけばシャーヒ・ズィンダ廟である。

昨日のぼったくりドライバーが「Very Far Very Far」と何度も言っていたが、

なにがVery Farだ、30分くらいで着いてしまった。

ちなみにアフラシャブの丘だがシャーヒ・ズィンダへ歩きながら丘を見上げると、

大部分が墓地になっている。アフラシャブの丘はチンギス・ハーンに滅ぼされるまでは

サマルカンドの旧都城があった場所らしいが、その後は葬送の場所になったのだろうか。

その丘の一角にあるシャーヒ・ズィンダ廟は、ティムールの一族やその将軍達が

葬られている墓所である。


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 向こうに見えるのがアフラシャブの丘
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 シャーヒ・ズィンダ廟の入り口

門を入ると階段がある。

天国への階段と呼ばれているらしく、登るときに階段の数を数えて帰りに数えて

数が一致すれば天国へ行けるそうだ。ぼけていなければ一致するはずである(^^;

階段を登り門をくぐると青いタイル張りの廟が道の両側に並ぶ。

青の都サマルカンドといわれるサマルカンドブルー。

道の真ん中でポーズを取って写真を撮って動こうとしない中国人の観光客が鬱陶しく、

彼女たちがいなくなったときを見計らって写真を撮る。

奥へ進んでゆくと青い廟や未完成で青いタイルを張っていない廟などいろいろあり、

一番奥は両側も突き当りも青いタイルの廟である。

なかを見られるところもあって入ってみるが、ここもやはり装飾が美しい。

通路の長椅子に座ってしばく眺める。観光客が途切れた時は静か。

シャーヒ・ズィンダ廟は青い死者の街である。

廟を出てウルグベク天文台に向かう。


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 天国への階段
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 シャーヒ・ズィンダ廟
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 廟の一番奥
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 中はこんなふうになっている

アフラシャブの丘に沿って北東へ歩くのだが、途中、断崖になっている丘の斜面に

幾つもの穴が開いているのに気が付いた。

モンゴル軍に破壊される前はサマルカンドの旧都城があった場所というが、

その遺構なのか?  あるいは古い時代の墓かもしれないと思った。

ウルグ・ベク天文台までは少し遠かったが、ここも歩いていける範囲。

入口にティムール朝の四代目の王であり同時に天文学者だったウルグ・ベクの銅像がある。

天文台の遺跡は地下に巨大な溝状のものが作られていて、向こう側に窓があるので、

大抵の人はその窓から星を観測したのかと思うかもしれないが、そうではなく、

ここには地下部分も含めて高さ40mの巨大な六分儀が設置されていたのである。

周囲にはそれを囲む建物があって、まさに天文台だった。

今残っているのは地下構造の部分だけである。

ウルグ・ベクはここで星を観察し一年の長さを現代との誤差1分という正確さで計算した。

しかし、ウルグ・ベクの死後すぐにこの天文台は保守的なイスラム教徒達に破壊される。

日本では室町時代、応仁の乱より前の話である。


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 アフラシォブの丘 わかりにくいかもしれないが幾つも穴が掘られている
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 ウルグ・ベクの像
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 ウルグ・ベク天文台。昔は巨大な六分儀とそれを囲む建物があったが、
 今は地下構造物を保護する建物があるだけ
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 残っている地下構造物、ここに巨大な六分儀があった

天文台を出てアフラシャブの丘を北から南に抜けるようにして戻る。

チンギス・ハンに破壊される前はサマルカンドの都城だったというアフラシャブの丘だが、

今は茶色い丘で途中にアフラシャブ博物館がある。

博物館に立ち寄り発掘された壁画などを見て市街に戻る。

途中のバザールで買い物と昼飯、ビールで乾いた喉を潤す。

その後ホテルでひと休みし、夕方、食事がてら出かけてライトアップの時間に合わせて

レギスタンの中に入る。中から見たライトアップも綺麗だった。


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 バザールでの昼飯、シャシリク
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 なかから見たレギスタンのライトアップ