アーチェリーの射場に行くと常連仲間のSがなにやら嬉しそうな顔をしていた。

なんだろうと思ったら、S、先週やった継ぎ矢を持ち出して「凄いだろう」と自慢している。

継ぎ矢というのは、的に当たった矢に次の矢が当たり、

二本の矢が一本に繋がったような状態になることをいう。

同じ射形で同じように射っていれば同じところに飛んでいくわけだが、

前に射った矢の羽根に当たったり、同じところに当たって二本並んで刺さっている

ことはあっても、一本目の矢のノックに二本目の矢が当たって二本の矢が繋がった

ようになるというのは、なかなかあるものではない。

自分も継ぎ矢というのは初めて見た。

ゴルフはやらないのだが、ホールインワンとどちらが難しいのだろう。

そのくらいのものだろう。

これだけ並べれば、継ぎ矢をやるのは余程の弓矢の手練れという感じがするわけだが、

常連仲間のS、長くやっている割りには、弓矢の手練れというには程遠く、

う~ん。偶然とまぐれと奇跡が合わさった継ぎ矢だったのかな…(^^;

ま、それでも継ぎ矢をやるのは凄い。

で、Sが写真を撮ってくれ撮ってくれとしつこいので、仕方なく撮ったというか、

的に刺さった状態でないと分かりにくいだろうということで、

わざわざ的に刺して撮ったのがこの写真↓

DSC_0958

実際に継ぎ矢をやったときの写真はこれ↓

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   ちょっと分かりにくいかもしれない。
 黄色の5点とその外の4点に当たっている矢に継ぎ矢して3本目の矢がある

継ぎ矢をやったことのない人間としては、

やはり素直に凄いなと賞賛するべきなんだろうな、相手が常連仲間のSであっても(^^;;

ま、滅多に見られない継ぎ矢を見せてもらったのでSには感謝しなければなるまい。

それはそれとして
今日は、アーチェリーのあとで射場の上の畑で作った大根を持って帰った。

ちなみにここの大根は美味い。

スーパーで売っている大根には葉がついていないのだが、

射場の大根は当然、葉が沢山ついたままで、

その大根の葉を炒めて酒のつまみにする、これが美味い。

大根の葉は鉄分が多いので食べると体にいいのだが、

たいていの人は切って捨てていく。勿体ない限り(^^;;

射場はすっかり冬である。