ガラパンのハーツの営業所でレンタカーの手続き。

日本から予約を入れておいたので割とスムーズ。

途中「ジーピー」と言われて何を言われているのか分からなかったが、

zip code、郵便番号だった。

「郵便番号か」と言うと、向こうも分かったらしく。

日本語でなんと言うのか聞くので、

「ユービンバンゴウ」と教えてやった。

借りたのはフォードのトーラス。

キーと書類を渡してさっさと行こうとするのを待たせて車の傷を一応確かめる。

たいして傷を気にしている様子はなく、結構、鷹揚である。

さて、初めての左ハンドル、運転席に座って、

「なんでギアが右に付いてるんだ?」...(^^;

なにはともあれ道に出る。

右に曲がったら右車線、左に曲がったら右車線、しばらく言い聞かせながら走る。

サイパンって、みんな割とゆっくり走っていて、

後ろから煽るような運転をする者もなく、クラクションもあまり聞かない。

左ハンドル・右側通行の初心者には結構運転しやすくて、

しばらく運転していたらかなり慣れてきた。

ひとつ失敗は道路マップを買っていなかったので、ガイドブックの大まかな地図を頼りに

走らなければならなかったこと。日本のようにレンタカーの営業所で地図をくれない。

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  朝食は地元チャモロのブレックファスト
 と言っても、東南アジアで良くみるパターンの食事

テキトーに海岸沿いに走っていたら空港に出た。

道路の脇に広場がありその向こうにコンクリートの構造物が見えたので、

車を止めて行ってみた。

たぶん、昔の防空壕。

現在のサイパン国際空港の場所には戦前、日本軍のアスリート飛行場があった。

その跡だろう。

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 レンタカーはフォードのトーラス
 側面と後方の視界はイマイチ 火炎樹が綺麗
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  空港近くの広場にあった旧日本軍の防空壕

そのあと島を回り込むようにして北に向かう。

サイパンで人が多く住んでいるのは、島の南と西側。

島の東側は結構ジャングルが広がっている。

天気も良く、運転しやすい道をいい気分で走る。

あちこちに火炎樹が咲いていて綺麗だ。

西側の海岸に出てさらに北へ。

マッピ山が見えてきて、そこを回り込むあたりがラストコマンドボスト。

崖にトーチカがあり、その下に大砲や戦車の残骸が置かれている。

このサイパン島北部はサイパン戦の最後、追い詰められた多くの民間人が犠牲に

なったところ。

日本軍司令部の跡という案内があるが、実際はちょっと大き目のトーチカで、

司令部とは違うのではなかろうか。

前に置かれている大砲や戦車も戦後、観光用に他の場所からここに運ばれたもので、

実際にここに大砲が設置されていて戦っていたと思ったら間違い。

そもそもむき出しで大砲を設置するわけがない。

大砲を見て、ちょっと変だなと思ったが、陸軍ではなく海軍の大砲だった。

たぶん、艦載砲を外して島嶼防御用に使ったのだろう。

戦車は車輪の形からして95式軽戦車。

案内の看板があって英語と日本語で書かれているが、書かれていることが微妙に変。

悲しい戦いの歴史はもっと正確に伝えて欲しい気がする。

法輪功の活動家らしい数人がいて、バスでやってきた中国の観光客に向かって大きな音で

なにやら中国語の音声を流し、パンフレットを配っていたが、
中国人の観光客達は知らん顔をしている。

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  ラストコマンドポスト 後ろの崖にトーチカがある
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  トーチカの中
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  95式軽戦車
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  少し歩くとこんなトーチカもある
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   慰霊碑

このあと、マッピ山の頂上に行く。頂上から見える下の台地は戦争中、日本軍が飛行場を

作っていたが完成させられず、その後、米軍が完成させてここからB29が日本空襲に

飛び立ったところ。その向こうにバンザイクリフが見える。

あとは青い海原、白い海鳥が飛んでいる。尻尾が長い、ネッタイチョウか?

マッピ山を降りてバンザイクリフへ向かう。

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  マッピ山へ登る途中、海が綺麗
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  マッピ山からバンザイクリフの方向。下の台地に飛行場があった
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  マッピ山の観音像