2025年11月

税務調査と税理士の立ち合い

しばらく前にあつた税務相談。

顧問先ではないのだが、個人事業の人で何年か前に税務調査を受け、

修正申告で納付することになった税金がかなりの額になり、

それが滞納になって悩んでいるとのことで相談に来た。

ま、基本的には税務署と話し合って分割での納付をするしかないので、

そういうことを説明したのだが、

その税務調査の話を聞いて首を傾げた。

建設業をやっていて、自分でやりきれない仕事を請け負った金額でそのまま

同業者に回していたらしい。

本人(A)は金が右から左に出ていくだけなので自分の売上ではなく預り金という

認識だったとのこと。

それを税務調査で売上の計上漏れということで5年分の修正をすることになり、

それがかなりの追徴税額になったらしい。

話を聞くと、同業者は請求書を元請けにではなくAに送っていて、

Aは元請けから振り込まれた金額をそのまま同業者に振り込んでいた。

同業者に仕事を紹介したのなら同業者は元請けに請求を出すべきで、

請求をAに出しているということはAから仕事を請け負っているという形である。

である以上、同業者に回した分も含めてすべてAの売上になるわけで、

その点については税務署の指摘は正しい。

で、税務署は売上計上漏れの修正申告の下書きを持ってきて、

これに署名しろということで修正申告をさせたのだが、

そのあと本人はつてを頼って税理士を紹介してもらい相談に行ったらしい。

そこで税理士に「なんでもっと早く相談に来なかったんだ、自分で修正申告を

しているので、もう手遅れだ。どうにもならない」と言われたらしい。

それから5年以上経ち、

いまだにその時の追徴税額の支払いが終わらず苦しんでいるらしい。

話を聞いて首を傾げたのは、

修正申告は売上の計上漏れだけを取り上げている。

同業者への外注費支払いの計上漏れはそのままである。

売上の計上漏れは本人も認めたところかもしれないが、

その修正申告に含まれていない外注費の計上漏れについては

更正の請求が可能なはずである。

なぜ、その税理士はそのときそういう説明をしなかったのか?

その時にしかるべき対応をしていれば問題は解決したはずである。

しかし、更正の請求も5年以上経過するとできなくなる。

今となっては、いかんともしがたい。

それにしても税務署もひどい。

金が右から左に流れ、売上が計上漏れになっていると同時に外注費も計上漏れに

なっていることは調査時に分かったのではないか?

それなのに売上計上漏れだけの修正申告の下書きを持ってきて、

これに署名しろと納税者に迫った。

外注費の計上漏れについては知らん顔をしたのであろう。

税理士が立ち会っていない税務調査では、たまにこういうことがある。

適正な課税よりも増差税額を出すことに頭がいっている調査官というのは、

実際いるのである。一方は税金のプロ、一方は素人。

なにも分からないままに言いなりになっているということはある。

だから、普段、税理士を依頼していない納税者も、

税務調査のときだけは税理士に立ち合いを依頼するとか、

そういうふうにした方がいいのである。

ちゃんとした税理士なら、自分のしていない申告でも、内容を確認したうえで

引き受けてくれるはずである。

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  近くの自然公園、公孫樹の黄葉が綺麗だった。

アンナプルナトレッキング 5

トレッキング最終日、今日は登山口のジヌーまで下る。

コースタイムとしては7時間半。

ただ、今までもコースタイムよりも早く歩いているからもっと早く着くだろう。

朝起きて外に出てみると、マチャプチャレが見えた。

天気は回復してきているらしい。


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 ドバンの朝 マチャプチャレの双耳峰が見える

バンブー、シヌアと下る。途中何度か振り返る。

ようやく広がった青空の下にまだ少し雲のかかったマチャプチャレが見える。

今回のトレッキングもこれで終わりだ。

次はいつヒマラヤに来ることが出来るだろう。

シヌアあたりから畑が出てきて、地元の人達の生活圏に入る。

チョムロンまで下ると田んぼもあり、刈り取りの終わった稲田で藁を干していたりする。

むろん山の斜面の棚田である。見ると隅に桜が咲いていた。

このあともところどころに桜があり、近くから見ると幹は確かに桜。

葉っぱが少し出ていてこれから咲く蕾もあった。山桜に似ている。

あとで知ったことだが、我々の見た桜はたぶんヒマラヤザクラ。桜の原種である。

ヒマラヤザクラは11月から12月に咲く。

そういえば雲南でも12月に桜が咲いていたっけ。

そこから東に分布を広げ、さらに海を越えて桜は日本までやってきたのである。

シヌアとかチョムロンのあたりに来ると例によって上の見えない階段。

登って下りて登って下りてを繰り返してやっとジヌーに着く。

トレッキングの終わりを祝って、ガイド・ポーターと4人でビールで乾杯。

天気はいまいちだったが、ヒマラヤの大きな自然のなかのトレッキングは楽しかった。

2年前のランタン谷と比べるとトレッキングコースの風景の美しさはランタン谷。

スケールの大きさはアンナプルナという感じかな。


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 下る途中から、頂上に雲がかかっているのがマチャプチャレ
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 下山の途中、木に寄生して咲いているラン。
 白いのは見るがピンクのは珍しいとガイドが言っていた。
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 石段をくだっていくと馬が休んでいた。
 金払って馬に乗ってゆくトレッカーもいる。
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 昼飯を食べたところで豆をとっていた。
 この辺の畑、背の高い豆が結構植わっている。今の時期葉っぱが黄色いのですぐ分かる。
 写真撮っていいかと聞くと人懐こい笑顔で頷いてくれた。
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 昼食に食べたチベットの麺テントゥク 美味しかった
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 桜の原種 ヒマラヤザクラ

翌朝、ジヌーのロッジの屋上からアンナプルナの朝焼けが見えた。

アンナプルナBCでそれを見たかったのだが、

ま、登山口からにしろ見られたのだから良しとしよう。


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  ジヌーから見たアンナプルナの朝焼け
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 ヒマラヤのこの辺、麻呂眉の犬が多い
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 麻呂犬とアンナプルナ

サムロンまではジヌーから吊り橋を渡って30分。そこから車に乗ってポカラに戻った。

ポカラの市街やフェワ湖のあたりを散策し夜は飲んで一泊、

カトマンズへの移動は、飛行機が欠航して帰国便に乗れなくなると嫌なのであえて車。

カトマンズまで6時間半くらいかかった。

いつものフジホテルに入り、ダルバール広場のあたりを歩いたり土産を買ったり、

のんびり過ごしてその日の深夜便で日本に帰った。


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 ポカラ 湖畔へ行く道

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 ポカラのフェワ湖 山のなかの湖だが水は緑色
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 カトマンズのダルバール広場 屋上のカフェでマサラティーを飲みながら

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 ダルバール広場で昼飯にダルバート
 ネパールは多民族国家だがこのダルバートはタカリ族のもの
 ヨーグルトが付いているのがタカリのダルバートの特徴。美味しい。

アンナプルナトレッキング 4

翌朝、天気は相変わらず。ロッジの向こうの小高い丘に行ってみる。

ここからは天気が良ければ目の前にアンナプルナサウスがでんと聳えているのだが、

我々が見たのは白と黒の世界。

アンナプルナの下半分がかろうじて見えるくらい。上の方はガスに包まれている。

小高い丘の向こうは結構がくんと切れ落ちていて、写真とかにはあまり写らない

ところなので、ああ、こういう感じなんだと思ったのだが大きな谷が入っている。

その切れ落ちた谷の向こうにはアンナプルナ山群の別の山の岩壁だけが見える。

上は白いガスである。時々、その岩壁の割れ目のような谷に雪崩が落ちている。

凄い地形だなと思いつつしばらく眺めていた。

天気が良ければ青空の下の素晴らしい景色が眺められたのだろうが、

愚痴ってもしょうがない。

天気のいいときに来た連中はこういう白と黒の世界を見られなかっただろう、

ヒマラヤの雪崩の音を一晩中聞くことも出来なかっただろう、

と開き直るしかない(^^;


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  アンナプルナの下の方だけ見える
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 谷の氷河
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 谷の向こう側 雪崩が落ちていた 上の方はガス
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 下の方、登ってきた方向
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 ベースキャンプのロッジ

そのあと下山開始、一晩降った割にはそんなに積もっていない。

日本と違って乾燥しているので雪が降っても日本のような大雪にはならないのだろう。

だから、膝下まで積もったくらいでネパールの人は大雪だと騒ぐのである。

雪を踏みながらマチャプチャレBCへ下る。

途中、右側の斜面からは何か所か雪崩が落ちていたが、いずれも歩くルートまでは

届いていなかった。


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 マチャプチャレBCへ下る途中、上から筋になっているのが雪崩の跡
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 マチャプチャレBCが見えてきた。この辺まで来ると雪が消える

マチャプチャレBCを通り過ぎ、そのままデウラリまで2時間半で下ってしまう。

さらに下るが途中、昼あたりにかなり降って体温が下がっているのを感じた。

濡れた体であまり食欲がなく昼飯のダルバートも食べきれなかった。

そのあとは天気も回復してきてドバンに着く。

時間からすればバンブーまで行ってしまっていいのだが、宿泊が怪しいので

ドバンで泊まる。


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 雨がやんできてガスも消え大きな滝が見えてきた

青空の下に聳えるアンナプルナは見られなかったが、

それでもなにがしかの達成感はあって、その夜はぐっすりと寝た。

どうでもいいことだが、このドバンの部屋にはネズミがいた。

夜中、なにか音がするなと気付いたが、翌朝、ドアを開けたら小さなネズミが

ドアの外に走って逃げていった。

あとで調べたら、ザックの外に置いてあった非常食のビニール袋に穴が開いていて、

チョコレートがひとつ食べられていた。

あのネズミ、チョコレートひとつ齧って喉が渇いていたのだろうか。

アンナプルナトレッキング 3

翌日はデウラリまでの日程、本来はバンブーに泊まってデウラリまで6時間かけて

登るはずだったのだが、バンブーに泊まれずドバンまで登ったので、その分今日の

行程が短くなった。

ということでゆっくりと出発。

谷沿いのルートを登るのだが、途中、対岸に幾つかの滝がかかっているところに

お堂がある。チベット仏教のお堂だろうか。


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 滝とお堂

そこを過ぎてさらに登る、ここも階段である。

階段を登ると向こうにデウラリが見える。

昨日余計に歩いているので3時間半ほどで着いてしまった。

昨日ずぶ濡れになった服を吊るしたりして乾かす。

デウラリの周辺は両側に大きな滝が見える。

だんだんヒマラヤらしい風景になってきた。

ここで3200m

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 デウラリ
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 デウラリ周辺の滝
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 マチャプチャレの下の方が見える

翌日、マチャプチャレBCへ。

デウラリから上はうんざりするような階段はなくなり登山道である。

だんだん進行方向に雪をまとったヒマラヤの山肌が見えてくる。

2時間くらいで3700mのマチャプチャレBCに着く。

ここでとりあえず休憩しているとガイドがどうするか相談してくる。

明日も天気は悪いみたいで、このままアンナプルナBCまで行きますかと。

アンナプルナBCは大雪が降っていて、途中、雪崩の危険もあると言う。

どのくらい積もっているのかと聞くと、膝のあたりまで積もっていると。

えっ....!?

日本で大雪と言ったら一晩で人の背丈よりも積もるようなのを大雪と言うのであって、

膝までの雪は小雪だ、そう答えてアンナプルナBCまで行くことにする。

アンナプルナBCはここから2時間ほど、ここまで来て行かないという選択肢は

ないだろう。

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 マチャプチャレBCへの道
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 マチャプチャレBC
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  マチャプチャレBCのロッジから登ってきた方向を見る

休憩ののち出発。

ここからは両側、岩と雪の尾根の間の少し広い谷底を歩いていくような感じで、

確かに谷の両側から雪崩れてきた跡がある。

しかしいずれもルートまでは届いていない感じだった。

マチャプチャレBCまでは時折小雨が降るような天気だったが、

そこから先は雪に変わる。

冷たい雪のなかを歩いていくと池があった。

で、その先に人工物が見える。

アンナプルナベースキャンブのロッジである。

しばらく行くとロッジの手前のNAMASTE ANNAPURUNA BASE CAMPという

看板に着いた。ここで標高4130m

天気は見事にガスに包まれて周囲は見えない。

よく分からないがロッジが4件くらいかたまってあるような感じ。

そのうちのひとつのロッジに入り休養。

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 小雪降る中アンナプルナBCへ。池がある。
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 マチャプチャレBCからの登り
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 アンナプルナBC

休養しているとガイドがやってきて、ツアー会社から電話があって、

明日はもっと天気が悪くなる予報なので、今日のうちに降りられるところまで

降りた方が安全なのではないかと言っていますが、どうしますかと。

降りるって、下のロッジの宿泊取れているのかと聞くと、取れていないと言う。

これから日が暮れるのに天気悪い中くだって泊まるところがない方がよっぽど危険だ。

降りないで予定通り今日はここに泊まることにする。

その夜は一晩中ヒマラヤの雪崩の音が聞こえた。


アンナプルナトレッキング 2

翌朝、車でポカラからサムロン、3時間くらいで着く。

途中、山道に入ると車一台しか通れない細いところがあり、そこで登る車と下る車が

詰まってしまう。結構な時間動かないので、最初は崖崩れがあって通れなくなって

いるのかと思ったのだが、登りと下りのドライバー達がああだこうだと言いあいながら、

なんとか通れるようにしている。これは帰りも同じだったが、交通整理がいるわけでも

ないのに不思議となんとかする。カトマンズ市街での運転もそうなのだが、

ここを通るのか? ここすれ違うの? というところをネパール人達は怒鳴りあうことも

なくやってのける。ネパール人は日本人より大人かもしれぬ。

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 途中のチェックポイント、ここでトレッキングの手続きをする
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 これは帰りの写真だが、途中すれ違いの出来ないところで30分くらい待つ。
 このあと下から車列が登ってきた。それが通り過ぎたら今度はこちらが下る。

サムロンで車を降り、ガイド1人、ポーター1人、我々2人のメンバーでトレッキング開始、

大きな吊り橋で川を渡り、対岸の尾根を少し登るとジヌー、ここで昼食を摂り、

チョムロンまで登る。

標高差で400mほど登るのだが、その大部分が階段。

アンナプルナのトレッキングは下半分は階段が多い。

下から見上げると尾根に延々と階段がついているという感じで階段の上が見えない。

アンナプルナの階段に比べれば金刀比羅さんの階段などお子様向けの階段である。

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 サムロン、ここから下っていって吊り橋で川を渡る。
 向こうにアンナプルナが見える。
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 吊り橋
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 結構長い吊り橋

ふうふう言いながら登り終えてとりあえず今日はチョムロンのロッジで泊まり。

この日は曇りだったが、その夜から雨が降ってきた。

明日以降の天気予報はかんばしくないみたいで、

ガイドが「今年のヒマラヤの天気はおかしい」と言っていた。

夕食のあと、庭にいたら「日本人ですか?」という綺麗な声が降ってきた。

上を見ると2階にいる若いネパール人の女性だった。

そのあと、その子とその仲間達と少し話したが、彼女は1年ほど日本にいたらしい。

ネパールは外国への出稼ぎの多い国で日本にも結構働きにきている。

だからたまに日本語を少し話せるネパール人に会うことがある。

ちなみに彼女と仲間達はアンナプルナBCまで行って降りてきたらしい。

いろいろ聞くと若いネパール人のトレッカーは、欧米や日本からのトレッカーが

一週間くらいかけて歩くアンナプルナBCまでのトレッキングを、34日程度で

歩くらしい。最後に「おやすみ」と言ってテーブルを離れたら「おやすみなさい」という

綺麗な日本語が返ってきた。

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 チョムロンのロッジ
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 周囲はこんな感じ、段々畑がかなり高いところまである。

翌日、小雨降るなかバンブーへ。昨日、吊り橋で川を渡ったのに再び尾根の反対側に

降りて川を渡り、向こうの尾根に登り返す。ランタン谷と違ってアンナプルナは

登り下りが多い。ここでも上が見えない階段である。

ずぶ濡れでバンブーに着いたら、なんと宿が取れていないとガイドが言う。

どうも、このバンブーの宿泊がアンナプルナトレッキングの鬼門であるらしく、

予約しておいても団体ツアーが入ってくるとそちらの方を優先してしまうらしい。

ま、経常的に客を連れてくる団体ツアーの方が大切ということなのだろう。

ガイドとポーターで手分けして他のロッジもあたるのだが、どこも一杯。

次のドバンまで登るしかない。

ずぶ濡れで疲れていたが、バンブーから一時間半、雨に打たれて登る。

ドバンでは幸い部屋が空いていて泊まることが出来た。

空いていなかったらどうする気だったんだ(^^;?

翌朝起きて外に出ると、前の日は雨で見えなかったが、

晴れるのか曇ってゆくのか分からない微妙な空の向こうにマチャプチャレが見えた。

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 ドバン マチャプチャレの双耳峰が微妙に見える

アンナプルナトレッキング

アンナプルナのトレッキングに行ってきた。

アンナプルナ(8091m)登山のベースキャンプ(4130m)まで行くトレッキングで、

人によるが、たいていは登山口から一週間くらいの日程でゆく。

ちなみに10月から11月がヒマラヤトレッキングの最適期で、

この時期は好天が続くのだが、今年のヒマラヤは異常気象だったらしい。

例年なら雨の降るモンスーンの時期にあまり雨が降らず、

例年なら好天が続く10月から11月が梅雨のような天気で雨が降ったりやんだり。

最悪だったのはエベレスト街道の方で、

インドで発生したサイクロンの影響で大雪が降り、玄関口のルクラ空港は

1028日から111日まですべての飛行機が欠航した。

帰国便に乗れない人が続出しただろうし、大雪で動けなくなったトレッカーを

救出するためにヘリコプターが出動したりしたらしい。

で、エベレスト街道に入れないトレッカーが方向転換してランタン谷に向かい、

ランタン谷は激混みになったらしい。

ランタン谷の鬼門、ラマホテルの宿泊は相当混乱したんじゃなかろうか。

それと比べればアンナプルナの方は平穏だったのだが、

それでも冷たい雨と雪に見舞われた。

ネパール航空の直行便でカトマンズ。

2年前にも泊まったフジホテルに宿泊。

カトマンズは9月に特権階級への反発から激しいデモが起き、

死者が出たり車が2000台くらい焼かれたりとかなり混乱したので、

その跡があるかと思ったが、行ってみると混乱の跡は感じられなかった。

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  成田からネパール航空の直行便でゆく
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 カトマンズ到着前、ヒマラヤが見える。
 右の高いのがエベレストだと思うのだが。
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 フジホテル

夜、フジホテルの近くのレストランで飲んでネパールの定食ダルバートを食べる。

ネパールの人は結構日本に働きに来ていてレストランとかやっているのだが、

たいていインド料理という看板を出していてカレー料理が中心。

このダルバートは日本ではあまり食べられない。

しかし、ネパールの食べ物といえばダルバート。

日本でも出してくれれば食べに行くのだが。

翌朝、カトマンズの空港から国内便でポカラへ。

空港を出たところで現地ツアーのガイドと合流。ホテルに送ってもらう。

明日からアンナプルナトレッキングである。


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 ボカラへはプロペラ機
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 ボカラ空港からアンナプルナが見える、一番左。
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  ネパールの定食ダルバート。地域、店により少しずつ異なるが美味しい。
 インドにも同じような食べ物があり、郷にいれば郷に従って手づかみで食べたが、
 ネパールでは普通にスプーンを使う。
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 ポカラのホテルのベランダから見えたマチャプチャレ(6993m)
 特徴的な双耳峰だがポカラからはマッターホルンのような形に見える。
 聖なる山とされ登山禁止である。

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