射場の仲間と加賀美アーチェリーに行ってきた。
山梨の笛吹市、御坂山塊の山梨側にある射場。
4月頃に行くと途中の一宮御坂あたりに一面の桃が咲いていて美しく、秋の紅葉もいい。
そして、なによりアンマークドのコースが面白い射場である。
フィールドアーチェリーはコースを回って12の的を射ち、その点数で競うわけだが、
通常は射つ位置から的までの距離の表示が出ている。
アンマークドにはそれがなく、目測で的までの距離を測って射つわけである。
これがなかなか難しい。
木々の間に的があったり、あるいは広々とした野の向こうに的があったり、
周囲の状況次第で見え方が違うのである。
射ってみて、えっ! そんなに遠いの!?
近いの!? ということになるわけである。
しかも、この射場の怖いところは、射ち損じて的を外すと、的の周囲の石に矢が
当たって矢が壊れたり、あるいは的の向こうの谷のなかに飛んでいってしまい、
行方不明になったり。およそアーチャーを苦しめるのを楽しんでいるのかと思う
ような射場なのだが、そのスリルもまた楽しくてはまってしまう射場なのである。
朝、横浜を出て東名から山中湖へ。
桃の咲いている季節なら中央高速から行くのだが、紅葉の季節なので富士五湖から
若彦トンネルを抜けて峠越えで射場に向かう。
天気も良く景色の綺麗な道なのだが、当日、富士山マラソンをやっていて、
交通規制があるのでその前に通過しなければならず、綺麗な風景の写真を撮れなかった。
東名、足柄SAからの富士山
射場に着いて、午前中は通常の距離表示のあるコースを回る。
広い射場でコースも起伏に富んでいる。変化に富んでいて面白いのだが、
通っている横浜の射場のコースの倍くらいの時間がかかり、ちょっとハードである。
午後は距離表示のないアンマークド。
ひとつひとつの的を目測で距離を測り射つわけだが、なかなか難しく、
みな、いつものような余計なお喋りをしないで真剣に射っている。
紅葉の終わりかけた広い森のなかを弓を楽しみながら歩く、
向こうには雪をうっすら被った八ヶ岳が見える。
なにやら贅沢な時間を過ごしているような気がしてくる。
射場のクラブハウスと左に遠く見える山は八ヶ岳
練習場
コース入り口にある木登りしなければ入れないツリーハウス
アーチェリーを楽しんだあとは石和温泉へ。
疲れた体を温泉で癒し、酒と食事を楽しんだあと部屋でワールドカップの試合を見、
そのあとはカラオケ、さらに部屋に戻り飲みなおす。
翌日は睡眠時間少なかったはずだが、普通の時間に起きて朝風呂。
みんな、よくこんな元気あるよね(^^;
人間、好きなことやっていると疲れないのかね?
しっかり楽しんだ週末だった。
今度は桃の咲く季節に行きたいと思っている。
射ちおろし、的が見えるかな。
紅葉の終わりかけた森のなかのコースを的を射ちながら歩く
八ヶ岳が見える
アンマークド、20mか25mくらいか...
的、遠くないか...
宿泊した石和温泉のホテルの窓から南アルプス