2020年12月

大晦日

大晦日、朝起きたらいい天気。

大晦日や正月が天気がいいと気持ちがいい。

まずは、さくらの散歩。

前脚の肘の手術をしたさくら、28日に抜糸の予定だったが、

歳なのでまだ付きが悪いということで30日に延期、

ようやく昨日エリザベスカラーが外れた。

公園でボールを投げてやると、それでも走って取りにいくが、

取ったあとはのんびりとこちらに歩いて戻ってくる。

走って戻ってくるのはもう歳だからかったるいのかな…(^^;


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  今日のさくら

家の用事を片づけてそのあとは、散歩がてら歩いて事務所へ。

いつもは車で行くのだが、歩いても一時間かからないくらいで事務所には行ける。

仕事の方は年越しの宿題が幾つかあり、

そのうちのひとつについて、届いた資料に目を通しておきたかった。

途中の蕎麦屋で昼飯に年越し蕎麦を食べ、初詣の支度の整った神社に立ち寄ったりして、

事務所に行き、少し仕事をしてまた歩いて家に帰った。


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  年越しそば 左が十割 右が二八
  
今日は何度もスマホにメールが入った。

昨日、アーチェリーの射場の納会があり、かなり飲んでいたのだ。

一緒に常連仲間Oさんの車で送ってもらって帰った常連仲間のWは、

以前も射場で飲んで家に帰り、

なぜか血まみれになって自分の家のガレージに倒れていたという武勇伝の持ち主である。

本人の話では、転んでそのあと匍匐前進で家の玄関を目指したらしいのだが、

この一件で奥さんからは厳重注意を受けていた。

確かに奥さんにしてみたら、自分の旦那さんが血まみれになってガレージで匍匐前進して

玄関を目指しているのを見たら、これはホラーである(^^;;

メールを読んでいると、

今回は一度家にちゃんと入ったのに、なぜかそのあと庭に出て倒れていて、

隣りの御主人に助けられて再び家に入ったらしい。

また新たなホラーがあったのに違いない(^^;;;

かくいう自分も一緒に送ってもらって帰ったはずなのだが、その記憶がない(^^;

送ってくれたOさんの話では、新たなホラーを演じたWと私の掛け合いはM1グランプリで

優勝できそうなくらい面白かったというのだが、残念ながら自分にその記憶はない(^^;;

というか、昨日の射場の納会、途中から記憶がすっぽり消えている。

ビールを飲んで、そのあとシャンパンがあり、ワインがあり、日本酒があり、焼酎があり

射場納めの記念の集合写真も撮ったらしく、

メールで送ってもらったその写真にはちゃんと前列の椅子に座っている自分がいるのだが、

そういう写真を撮った記憶もない…(^^;;;


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  射場の納会 豚汁を作っていたあたりまでは記憶がある...。

ま、いろいろあったけど、一年が終わる。

来年も頑張っていこうと思う。

それでは皆さん、良いお年を(^^

 

歌会

今年最後の歌会は湘南歌会。

コロナの感染拡大で開催するのかどうか心配して問い合わせたら、

出席者が6人以下の場合は開催するかどうか検討しますとのことだったので、

塔を創設した高安国世は「歌会はふたりいれば出来る」と言っていたそうだと返信した。

それが効果あったのかどうか知らないが、当日は出席者5人での歌会(^^;

で、気になった歌。

例によって誌面発表前なのでここには出せないが、

マスクをしないで歩いてくる男女が楽しそうに笑っている 羨ましくはない筈なのだ

そんな歌意の歌。

情景は分かりやすい。

向こうからマスクをしていない男女が楽しそうに笑いながら歩いてくる、

それを見ている自分、羨ましくはない筈なのだが

つまり、羨ましいのである。

およそ短歌を詠む人間というのは屈折しているので羨ましいと素直には言わない。

「羨ましくはない筈なのだ」と持ってまわった言い方をする(^^;;

ま、屈折している方が人間の心理の襞は見えるわけで、

羨ましくない、コロナの時代にこんな楽しそうにしやがって、しかもマスクも

しないなんてこいつらにはモラルもないのか、でも、彼女結構可愛いし

いや、羨ましくはないい、いや、羨ましくは

その辺の心理の襞が見えるようで面白い(^^;;;

ただ、ひとつ気になったのは、あと何年かして新型コロナが過去のものになったとき、

この歌は通用するんだろうか

それはふと思ったのだが、どうなんだろう、人はみな時代のなかで生きている。

表現として普遍的かという話はあると思うが、

その時代その時代で、詠っていくしかないのではなかろうか

そんなことを思いつつ、出席者5人、詠草10首の小さな歌会は3時には終了。

5人以上の飲み会はやめろと国が言うので素直に帰った。

最後まで新型コロナに振り回された一年だったような気がする。

来年もしばらくはこの状況が続くだろう。

歌会が開けないなら開けないで、自分ひとりでも短歌に向き合ってやっていこうと思う。

来年はもっといい歌を詠みたい。


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  湘南歌会の会場、藤沢市民会館

さくらの手術

ゴールデンレトリバーのさくら、12歳。

今年2回目の手術、通算で4回目の手術。

今年の5月、左前脚の肘の腫瘍の手術をした。

その部位自体が2回目の手術だったので、同じところの3回目は出来ないと言われていた。

しばらく前、その手術をした左前脚の肘の少し上に膨らみがあることに気付いた。

再発だった。

幸い、前に手術したところよりも少し上だったので、手術は可能だと言われた。

まだ早いうちだったので手術は一泊で終わった。

筋肉にあまり腫瘍が食い込んでいなかったので機能障害も心配しなくて良さそうだ。

しかし、間違いなく再発すると言われた。

前回の手術から半年だった。

次の再発もそれくらいなのだろうか?

来年の10月でさくらは13歳になる。

寿命と再発の追っかけっこ。

天寿を全うさせてやりたいと思っている。


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 病院に迎えに行ったら出てきたさくら、顔がすっかり白くなった 

攻撃対象ありき...か?

GoToトラベルが一時休止になった。

世論に政権がぶるって急遽一時休止を決めたというていだが、

驚いたのは、GoToトラベルを一時休止するまでと決まったあとのメディアの姿勢。

一時休止が決まるまではGoToトラベルが諸悪の根源のようにメディアは言いたてていた。

一時休止が決まったとたん、困難に陥る観光業の人達の話である。

一時休止が決まる前から、そうなれば観光業に携わる人達が重大な局面に陥るという

ことは分かり切っていたことである。

分かり切っていたのに、

休止前は諸悪の根源、

休止したら、GoToトラベルを休止したから大変なことになってしまった、みたいな、

この手のひらを返したような報道の姿勢はなんなのか?

このあからさまな違いに違和感を感じたのは私だけではないのではなかろうか?

なにかこう、一方の方向に染まった報道しか日本のメディアは出来ないのだろうか?

感染拡大はGoToトラベルが唯一の要因だったのだろうか?

テレビのワイドショーのコメンテーター達はGoToトラベルばかり攻撃していたが、

最近の通勤電車や街の人出の多さについてはあまり言わなかった。

市中に感染が拡大しているのは、市中の人出が増えたことが大きな要因なのではないのか?

そして、彼等の言う諸悪の根源GoToトラベルが一時休止されたら、

今度は、大変なことになったと騒ぐ。

今さら騒いでどうする? という話だ。

彼等が騒ぐとおり、観光業に携わる人達の中から多くの失業者が出るだろう。

自殺者や人生を狂わせる人が出るだろう。

GoToトラベルは諸悪の根源と言っていたときから分かり切っていたことである。

分かっていたのなら、GoToトラベルをやめろと言うのと同時に、それによって

苦しむ人達をどうするのか話しても良さそうなもんだが、

そういう話はGoToトラベル一時休止前はついぞ聞こえなかった。

まるでGoToトラベルという攻撃対象ありきで報道していたような

こういうレベルのメディア、一部メディアと言った方がいいのだろうが、

そういう彼等が世論の形成にある程度の影響あるとしたら、

これはちょっと怖い話かもしれない。

新型コロナに感染して死ぬ可能性はみな同じかもしれないが、

コロナ対策の結果、経済で死ぬ可能性は同じではない。

そういう意味で新型コロナは、

人々を死ぬ側にいる人間と死なない側にいる人間に分けた。

実際、女性の自殺は前年比8割増えている。

一番最初に切られるのがパートなどの女性だからである。

GoToトラベルの一時休止でさらに増えるだろう。

死なない側にいるコメンテーター達はなんでも言えるのだ。


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  若い頃のように走りたくなって買った新型シビックハッチバック
 たまにさくっと走りに行く。馬力とトルクがあるので加速がいい。

継ぎ矢

アーチェリーの射場に行くと常連仲間のSがなにやら嬉しそうな顔をしていた。

なんだろうと思ったら、S、先週やった継ぎ矢を持ち出して「凄いだろう」と自慢している。

継ぎ矢というのは、的に当たった矢に次の矢が当たり、

二本の矢が一本に繋がったような状態になることをいう。

同じ射形で同じように射っていれば同じところに飛んでいくわけだが、

前に射った矢の羽根に当たったり、同じところに当たって二本並んで刺さっている

ことはあっても、一本目の矢のノックに二本目の矢が当たって二本の矢が繋がった

ようになるというのは、なかなかあるものではない。

自分も継ぎ矢というのは初めて見た。

ゴルフはやらないのだが、ホールインワンとどちらが難しいのだろう。

そのくらいのものだろう。

これだけ並べれば、継ぎ矢をやるのは余程の弓矢の手練れという感じがするわけだが、

常連仲間のS、長くやっている割りには、弓矢の手練れというには程遠く、

う~ん。偶然とまぐれと奇跡が合わさった継ぎ矢だったのかな…(^^;

ま、それでも継ぎ矢をやるのは凄い。

で、Sが写真を撮ってくれ撮ってくれとしつこいので、仕方なく撮ったというか、

的に刺さった状態でないと分かりにくいだろうということで、

わざわざ的に刺して撮ったのがこの写真↓

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実際に継ぎ矢をやったときの写真はこれ↓

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   ちょっと分かりにくいかもしれない。
 黄色の5点とその外の4点に当たっている矢に継ぎ矢して3本目の矢がある

継ぎ矢をやったことのない人間としては、

やはり素直に凄いなと賞賛するべきなんだろうな、相手が常連仲間のSであっても(^^;;

ま、滅多に見られない継ぎ矢を見せてもらったのでSには感謝しなければなるまい。

それはそれとして
今日は、アーチェリーのあとで射場の上の畑で作った大根を持って帰った。

ちなみにここの大根は美味い。

スーパーで売っている大根には葉がついていないのだが、

射場の大根は当然、葉が沢山ついたままで、

その大根の葉を炒めて酒のつまみにする、これが美味い。

大根の葉は鉄分が多いので食べると体にいいのだが、

たいていの人は切って捨てていく。勿体ない限り(^^;;

射場はすっかり冬である。

 

大山&小川家

首を突っ込んでいたNPOの仲間達とひさしぶりに大山に行ってきた。

NPOの方はしばらくご無沙汰していたのだが、

誘われて久しぶりの参加である。

朝、本厚木の駅に集合しバスで広沢寺温泉。

ここから林道を歩き不動尻に行き、そこから大山三峰の尾根に登る。

バスを降りると広沢寺温泉の道路向かい側の駐車場は車で一杯だった。

新型コロナ以来、アウトドア志向の人が増えているらしいので、ここに停まっている車も、

ここから大山を往復するか、日向薬師、鐘が嶽、三峰あたりのハイキングだろう。

林道をⅠ時間くらいで不動尻に着く。昔はキャンプ場があったのだが、今は閉鎖されている。

ここにはミツマタの群落があるのだが、花房はまだ緑色だった。

春、花が咲く頃はミツマタの香があたりに満ちるのではなかろうか。

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  広沢寺温泉
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  不動尻への道
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  不動尻のキャンプ場跡 右の緑色はミツマタの群落
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  ミツマタ 花房はまだ緑色

ここから登山道を登り、Ⅰ時間くらいで大山と三峰をつなぐ稜線に登る。

葉の落ちた木立ちの向こうには大山の頂上が見える。

ここからは稜線を辿って大山に登る。

気分のいい尾根歩き。

登ることⅠ時間で大山着、雲が出てきて残念ながら頂上からの景色は望めなかった。

大抵、頂上には腰をおろす場所がないほど登山者がいるのだが、思ったより少なかった。

やはりコロナのためか? 

頂上でホットワインとスープを飲み、メンバーの作ってきてくれた

パウンドケーキを食べる。美味しかった。

休憩ののち下社にくだる。

今日はこのあと大山参道の豆腐料理の店、小川家で食事である。

阿夫利神社の下社までくだって1時間。小川家の予約の時間に少し遅れているので、

ここからはケーブルを使って下った。

ケーブルから見える名残りの紅葉が綺麗だったのだが、

コロナ対策どこふく風という感じでケーブルは満員だった。

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  大山三峰の稜線
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  大山へ稜線を辿る
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  途中で見えた赤い実の木 ツルウメモドキかな?
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  大山山頂
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  阿夫利神社下社

参道を少しくだったところにあるのが小川家。

最初にここに来たのは10年くらい前だろうか?

豆腐料理の美味しさもさることながら、美人女将に惚れ込んでそれからは毎年通っていた。

健在の美人女将に迎えられ、個室で打ち上げ。

ちなみに3年振りぐらいなのだが顔を覚えていてくれた。

ビールで乾杯し、豆腐のコース料理と締めは獅子鍋。

ひさしぶりに会った話で盛り上がり、小川家をあとにしてもうすっかり暗くなった参道を

バス停まで歩き、いい気分でバスに揺られて帰ってきた。

また来年、小川家の美人女将に迎えられて美味しい豆腐料理を食べたいと思っている。


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  小川家
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  コース料理の最初は湯豆腐とゴマ豆腐、湯豆腐は豆乳を使っている
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  湯葉の刺身
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  締めはコースとは別注の獅子鍋、野生のイノシシの肉なので鮮やかに赤い

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