12月から5月までの半年間は税理士の仕事の忙しい時期である。
12月の年末調整に始まり、1月は法定調書の提出、償却資産税の申告等、
それが終われば確定申告、そして法人の3月決算の申告が5月。
業界では農繁期・農閑期をもじって、
12月から5月を税繁期、6月から11月を税閑期という。
もっとも、税閑期の方も税繁期と比べれば一息つけるという話で、
忙しいことに変りはない。
しかし、今年の5月はちょっと特別だった。
3月決算の申告で忙しいのは当たり前なのだが、
それに加えて新型コロナ対策のもろもろ。
危機関連保証や政策金融公庫からの新規借り入れのために直近の試算表が
必要だとか、持続化給付金の申請が出来ないから手伝ってほしいとか、
結構追いまくられた(^^;
ま、クライアントのために働くのが我らプロフェッションである。
こういうときに役に立たなくてはしょうがないのだ。
役に立てれば働き甲斐があるというもの。
で、29日の金曜、3月決算の電子申告を終えて寿司屋で税繁期の打ち上げ。
緊急事態宣言が出される前に行ってウイスキーの白州をキープしていたのだが、
酔っていてキープの名前を書いた覚えもなく、
あの白州はつつがなきかと思っていた。
行ってみたら、ちゃんとあった(^^;;
緊急事態宣言以来、ひさしぶりに寿司屋に行ったが、
カワハギの刺身を肝醤油で食べるのが美味しかった。
カワハギって、釣りに行くと簡単に釣れるイメージがあって、
どうということのない魚という感じがするのだが、
こういうふうに食べると結構美味しいんだ。
さて、税繁期が終わって少し時間が作れる。
この時間を有効に使いたい。
若い頃から抱いていた夢があった。
白州が空になったことだけは覚えている(^^;;;