2020年04月

的外れ

15mの小的、少し射ち上げ。

3本射って的のところに行ってみたら、あれっ!?

1本はど真ん中の6(やった!)

もう1本は線を食って4(まずまず)

もう1本は隣りの的の6(なんで!?)

狙ったとき、間違えて隣りの的を見ていたのか?

まともに狙ったけど隣りのしかも6点に飛んでいったのか?(^^;

まあね、こういう的外し、たまにある。


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アーチェリーの的外しはどうでもいいのだが、

国のコロナ対策、的外れが続いているようでちょっと怖い。

与党と野党がそれぞれ案を出して、コロナショックで家賃を払えなくなった事業者を

救済するために家賃支払いの猶予や補助を考えているらしいが、

事業者って家賃を払っている事業者ばかりではない。

店舗なり社屋を購入してローンを払っている事業者もいるはずだが、

そちらはどうなるのか?

家賃もローンもコロナショックで毎月の支払が負担になっているのは同じである。

購入した事業者は銀行と話し合えばいいということか?

家賃を支払っている事業者も家賃以外の借金やクレジットを払っていることは

当たり前にあるわけで、家賃だけ補助してもらっても、

それらの支払いが詰まれば事業継続は困難になる。

家賃が払えないからなんとかしてくれという声があるのは分かるが、

その声だけ聞いて人気取りみたいに政策決めてもダメなんじゃないのか?

問題の本質は家賃ではなく、コロナショックのために返済や人件費を含んだところの

固定的支出の支払いが困難になっていることではないのか?

人件費の負担に耐えられなくなれば雇用は失われ、人がいなくなれば会社という箱は

残っても事業継続が困難になることは当たり前にある。

それに対して手を打たなければ、

この国の経済を支えている中小事業者が倒れる。

そうなればこの国の経済が崩れる。

経済が崩れれば、コロナのために自殺する者と人生を狂わせる者がどれほど出て

くるか、それが分かっているのだろうか。

家賃だけではダメだと分かれば、また別の補助を考えるのか?

そういう補助の小出しで世界恐慌以来といわれる危機を乗り越えられるのか?

小出しと言えば、中小事業者救済のための持続化給付金、

中小法人への上限200万を引き上げるというニュースが新聞に出ていた。

足らなそうだから増やそう、こういう小出しをしている間に

間に合わなくなるかもしれない。

まるで、太平洋戦争で戦力の逐次投入をして敗北を重ねた旧軍隊のようだ。

この国は失敗から学べないのだろうか。

なにか、危機を本能的に察知する能力に欠けている気がする。

危機を察知し問題の本質を見抜き、それに適切に対処しなければ、

危機は乗り越えられないのではないか?

国のコロナ対策のニュースを読んでいると、

そういう不安が頭をもたげてしまうのである。

さくらの手術

ゴールデンレトリバーのさくら、

去年、前脚の肘の腫瘍と子宮蓄膿症で2回手術した。

肘の腫瘍は癌だったのだが、

その後、乳腺にも腫瘍が出来た。

乳腺の腫瘍はかなり大きく取らないとだめなようで、

医者に「家族と話し合ってください」と言われた。

さくらは11歳、今年の10月で12歳になる。

大きな手術に耐えられるのか?

どうするか迷っていたら、

最近になって去年手術した前脚の肘に再び腫瘍が出来た。

再発である。

しかも、急に大きくなって、さくらがその部分を嘗めて表面が破れてしまった。

このままでは感染症の怖れもある。

とりあえず肘の腫瘍の方を手術し、乳腺の腫瘍の方はそのあとで考えることにした。

幸い、検査では悪性度は低い癌であるらしい。

ただ、肘の腫瘍は手術しても取りきれないかもしれないので、

手術したあとで放射線治療をした方がいいとのこと。

そうすると、大学病院のようなところでないと設備がないということで、

かかりつけの医者が探してくれたのだが、

コロナのために新しい受け入れはしていないとか、

混んでいて手術が出来るのは一か月以上先になるとか、そういうところばかり。

で、川崎にある高度医療センターなら大丈夫ということになったのだが、

かかりつけの医者曰く「高度医療センターは高いです。通常の23倍します」

ま、高くてもしょうがない。破れた肘が痛々しいので、そこに頼むことにした。

あとでネットで調べてみたら放射線治療だけで100万かかったとかいう記事があった。

なるほど、通常の23倍ね

ま、いいよ、高度医療でもなんでもいいから、さくら、元気になってくれ。


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不手際で・・・遅い

東京都の休業補償の申請受付が22日の午後から始まったが、

申請手続き開始の直前近くになるまで手続きの具体的な詳細は出なかった。

顧問先が休業補償を申請するなら税理士としては出来るだけサポートしたいところで、

申請についての具体的な手続きなどはもっと早く出してくれた方がいい。

申請の受付が始まったということで東京都のHPを見て、

初めて揃えなければならない必要書類が分かったという人は多かったのではないか?

それに、ネットは不得手という人もいるわけで、本人以外が代理申請できるのか調べて

みたが、どこにも書いてないし、相談センターに電話してみたがつながらない。

ちなみに神奈川県の休業補償も補正予算が通ってからだが、東京の様子見をしていたのか、

東京の手続きの詳細が分かってから神奈川県もようやくHPに手続きの詳細を出した。

あるいは具体的な手続きの発表が遅いと批判があったのかもしれない。

なぜ、もっと早く情報を出せない?

補正予算が通らないうちは詳細は出せないとかいう役人の答弁みたいな話は非常時には

しなくて
いいわけで、通ってからという留保付きで出せばいいだけの話ではないのか。

なにかすべてが御役所仕事のようで不手際で遅い。

すべてが遅く、このままでは間に合わないという話が出てきそうな気がする。

間に合わなければ経済が止まり、自殺などのコロナの間接死が増えるだろう。

ひとり10万円の給付もそうである。

実際に給付されるのは殆どは5月末以降になるらしい。

派遣切りにあった人は既に給料が入らないのである。

貯えが乏しい人はどうしたらいいのだ。

霞でも食って食いつなげと?

飲食店のなかには壊滅的に売り上げが減っているところが多くある。

しかし、固定費はかかる。

店を維持し雇用を維持し、ひいては経済を守るためには諸々の支援が必要なわけだが、

それがすべて遅い気がする。

政治がいろいろな綱引きで遅れているのもあるだろうし、

役所自体も感染防止のために出勤を減らせなどあるはずで大変だろうが、

今はスピードが大切である。

第二次世界大戦以来の危機といわれる時のこの国の機能不全、

不手際とスピード感の欠如。

それがちょっと怖い。

しかし、怖がっていてもしょうがない。

危機を乗り越えるコツのひとつは、

どんな時でも希望を失わないことである。

若い頃、勉強もせずに山にばかり登っていたが、

そこで覚えたことがひとつある。

終わらない吹雪はなく、やまない嵐もなかった。

どんなときも希望のかけらは胸にしまっておくべきである。


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  射場の石楠花 

納車遅れ

2月に注文した新型シビックハッチバック。

この車、日本車のくせに国内で生産しておらずホンダのイギリス工場での生産で、

契約するとき「コロナで生産に影響ないの?」と聞いたら、

営業マン「大丈夫です」と答えていた。

で、そのホンダの営業マンから電話があった。

「イギリスの工場がコロナで閉鎖されていて、申し訳ありませんが8月の納期が遅れます。

今のところ10月初めぐらいになると思いますが、あるいは少し早まるかもしれません」

「つまり10月初めには納車できるのかな?

「う~ん、ちょっとはっきりしないんです。あるいは遅れることもあるかもしれなくて」

「納期が遅れた分は値引きしてくれんの?

「はぁ・・・検討します・・・」

イギリスのジョンソン君、100年前のスペイン風邪が2年間に渡るパンデミックの末に

集団免疫の獲得により終息したことに期待して、「みんなで罹れば怖くない」式の方式を

とったが、そういう自分が集中治療室に入ってしまい、コロナウイルスへの対処戦略を

変更した。結局、その失敗がイギリスでの感染を拡大させたんだろうが、

ホンダのイギリス工場もロックダウンが解除されるまでは操業できないのであろう。

つまり車は作れない。

う~ん・・・、若い頃のように再び突っ走りたくなって買った車。

今使っている車があるから、とりあえず納車が遅れても困ることはないのだが、

ただでさえコロナウイルスのために海外にも行けず、

仕方ないから国内で走りを楽しんで憂さを晴らそうと思っているのに、

それも出来ないとなるとフラストレーションはたまる一方である。

今ある車で突っ走ればいいという話もあるかもしれんが、

やはり突っ走るには突っ走る美学があるわけで、

それにふさわしい車でなければならぬ。

軽や四駆のワゴンで突っ走っても格好はつかないのだ。

アーチェリーの常連仲間の口の悪いSが言っていた。

「あいつ、また車買うんだぜ。それも峠走るためだけにだよ。信じられる?

いい年して峠走るためだけに新しい車買うってバカだよな~」

やかましいわい(^^;

人生は一度だ。峠を走って楽しむ車を買ってなにが悪い(^^;;

かくいうSも愚図愚図言ってないで以前から欲しがってる船をさっさと買えばいいのだ。

コロナショックでプレジャーボートの値段も下がるだろう、買いのチャンスだ。

稼いだ金を棺桶に持っていったってしょうがないのである。

世の中が沈んでいる時こそ意識して金を使う。

そうやって使う金は世の中を生き返らせる生き金になる。

そういう生き金使うなら買った船で鯵釣りくらい付き合ってやってもいい(^^

さてさて、10月って営業マンは言ってたけど、

マジな話、車はいつになったら来るんだろうか(^^;;;?


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  試乗したときのシビックハツチバック
 フォルムは気に入っているが、サイドブレーキがレバーでないのが不満ではある。

全国大会中止

短歌結社の全国大会がコロナのために中止になった。

毎年8月に開催されていたが、8月あたりでコロナが収束しているか見通せないし、

準備もしにくいだろうから、やむを得ないところではある。

年に一度の全国大会を楽しみにしている人もいるだろうが、来年の楽しみにするしかない。

で、その来年の全国大会は横浜での開催の予定だったと思うが、

東京オリンピックが一年延期されたことで、

横浜での開催は難しくなったんじゃなかろうか?

オリンピック・パラリンピックの日程と重なるかもしれず、さらにその日程すら流動的な

状態で、オリンピックの会場である首都圏での開催は準備しにくいだろう。

ここしばらく歌会に行っていないので聞いていないが、

既に他の場所(あるいは時期?)に変更しているのかもしれない。

ま、地元で全国大会開催の場合は手伝いをしないといけないので、

不良会員としては横浜開催がなくなることにあまりこだわりはない(^^;

湘南歌会のメンバーが「旅行案内に出てこないディープな鎌倉オプショナルツアー」を

企画していたらしいから、ちょっとそれが残念かな。

いずれにしろ、しばらく歌会も開かれないだろう。

56日までが緊急事態宣言の期間だが、

一か月くらいの延長は考えておいた方がいいのかもしれない。

コロナウイルスは紫外線には弱いらしいから6月過ぎくらいになれば歌会に行けるのかな?

昨日、テレビを見ていたら、コロナが収束してきた中国の工場、

食堂でひとりひとり離れて座り、かつ向き合って座らないようにしていた。

歌会も隣りの人と1mぐらい離れて座ってやるとしたら、

今までより大きな部屋を取らないといけないということになるのかな。

口角泡を飛ばして議論しようものなら、

「唾をとばすなっ!」と怒鳴られるのかもしれん(^^;;

いずれにしろ、コロナ後の社会はいろいろ様変わりするのかもしれない。

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  先月の写真 さくらと梅林


注意喚起 コロナ詐欺

クライアントから電話がかかってきた。

「今、コンサルタントという人から電話があって、今回のコロナで給付金150

もらえると言うんです。で、明日の午前中に来てくれるということなんですが」

「持続化給付金は中小企業は200万上限です。150万じゃないですね。

令和2年の補正予算が通ってからなので、まだ具体的なこと決まってません。

具体的な手続き決まってないのに明日来るって、おかしいですよ」

「あと30分したら別の担当者から電話させますって言ってました」

「それ詐欺です。振り込め詐欺の変形みたいなもんです。断ってください」

「えっ!?  詐欺なんですか!

ネットで調べてみたら、同じような詐欺の被害が既に出ているらしい。

給付金の受け取りに必要だと言って、銀行口座やクレジットカードの暗証番号を

聞き出すということもあるらしい。

コロナウイルスで人々が動揺しているとき、それに便乗して詐欺を働くような輩も

いるということだろう。なんとも嫌な話だが、

今後、この種の詐欺が増えるかもしれない。

事業者に限らず、一般の人にも

「給付金が受け取れるから」という電話がかかってくるかもしれない。

経済産業省も総務省も、わざわざ一軒一軒電話してくれるほど親切ではない。

そういう電話がかかってきたら詐欺だと思った方がいい。


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  コロナで騒いでいるが、気がつけば新緑

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