2017年07月

海釣り

暑い7月の休日、アーチェリーの常連仲間に誘われて海釣り。

朝早く横浜ベイサイドマリーナに集合。

アーチェリーの常連の知り合いがここに船を係留していて、それを使わせてもらう。

釣りに行く向きは朝は早いと思うのだが、

ここに船を係留している連中はクルージングの方が趣味なんだろうか、

朝早いベイサイドマリーナには人影がない。

ま、台風が近づいているので出港する船が少ないのかもしれない。

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  横浜ベイサイドマリーナ
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  船がいっぱい

マリーナから水路を通って東京湾。

思っていたより波は穏やかで、とりあえず、ポイントを探して釣り糸を垂れてみる。

しばらくすると、大きめの鯵二匹をゲット、

ひきあげるときに一匹は取り落としてしまい、

船のオーナーに「なにやってんだ!」と叱られた(^^;

さらに釣り糸垂れていると、今度はなにやら黄色い魚がかかった。

なんだこの魚はと思ったら、

オーナー曰く「シイラの子供だ、美味いよ」。

シイラって2mぐらいのでかい魚になるらしいが、東京湾にもいるんだ。

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  東京湾をゆく

しばらくすると当たりがなくなったので場所を変えてみる。

そんなことを繰り返しながら八景島の沖へ。

外洋ではないが海はやはり気持ちがいい。

テキトーなところで釣り船の間に船を停めて釣り糸を垂れる。

あたりがあってすぐに鯵が釣れるがちょっと小振り。

大きい鯵を狙って八景島の方へ移動してきたのだがなかなか思うようにはいかない。

そのうち、常連仲間がサバをあげた。

俺も〆鯖食いたいなと思いながら釣り糸垂れていたら、

いきなりぐいっと引きがきた。

かなり強い引きで持て余していたら船のオーナーが引き受けてくれたが、

そのあと道糸を切られてしまった。

結構大きなサバかなにかだったんだろうか?

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  釣り船にまじって釣る
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  八景島が見える

そんなことをしながら釣りを楽しんだのだが昼過ぎから太陽がじりじり照り付けてきた。

海の上って照り付けられると逃げ場がなくてつらい。

暑さがつらくなってくると体がだるくて、引きがあっても

「また釣れたのかよ、しばらく泳いでいろよ、暑いんだ、引き上げる元気ないんだ」

そういう感じで、放ったらかしにしてしまう(^^;;

最後はとうとう我慢できなくなって、釣りは放り出して日除けの影で休ませてもらった。

あのまま炎天下で釣り続けていたら熱中症になっただろう。

結局、この日の釣果は鯵が大小30匹くらい、シイラの小さいのが1匹。

日除けの下で休憩しなかったアーチェリー仲間は50匹くらい釣ったんじゃなかろうか。

二時半くらいで釣りを終えてベイサイドマリーナに戻った。

釣った魚は皆で分配。

家に持ち帰って捌いたが、捌いても捌いても鯵(^^;;;

それにしても暑かった。今度は涼しいときに釣りに行きたいと思う。

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 あんまり暑いので最後の30分程は日除けの下で休憩
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 今日の釣果

会務は趣味?

世の中にはいろいろな団体がある。

仕事、趣味、政治、宗教、あらゆる目的で団体が作られるわけだが、

いずれにせよ、人がいないと団体は成立しないし運営できないわけで、

おのずと団体のなかでの役割が必要になる。

すると、そういう役割とか肩書とか団体内の地位とかを欲しがる人というのが

出てくるわけである。

これは人間の自然な姿として認めればいいことで、
場合によってはそういう人達に
団体の会務を引き受けてもらえれば便利だということも
あるわけで、
一概に否定しなくてもいい。

税理士会でもそうである。

会務が好きだという向きもいるし、政治活動に係るのが好きで政治連盟の活動には一生懸命
だけど、ふだんの例会にはあまり出ないという人もいる。

それぞれ特性を生かして活躍してもらえればいいのである。

短歌の世界もしかり。

歌会のなかで詠草の取り纏め役とか、なんらかの役を欲しがる向きはいるわけで、

そういう人がいればそれはそれで便利なのだが、

その一面、以前、新しい歌会を立ち上げたときなどは、

そういう向きの動きが目について、いささか閉口はしたものである(^^;

で、昨日は首を突っ込んでいるあるNPOの会合に出席してきたのだが、

話をしながら心のなかに多少の苛立ちを抱き続けていた(^^;;

その話というのが、

そのNPOが親睦団体として存在している分にはなんの問題もないのだが、

なにを思ったか、親睦団体らしからぬことに手をつけようなんて話を急に始めたので、

その話の過程で、ことの進め方等いろいろ粗が目に付いてしまったわけである。

マジ?  この拙速さで物事進めんの?   本当に必要なこと検討したの?

そういう感じ(^^;;;

ま、どういう結論が出るとしても、

それは会員達の意見を尊重すればいいだけのことなのだが、

本当に親睦団体を越えて活動していくのなら、
会務を引き受けている人達には、

趣味で会務をやっているのではないということを認識してもらった方がいい気がする。

多少の苛立ちとともにそんなことを思ったのである(^^

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    ハスの花

歌会

ひさしぶりに湘南での歌会。

例によって気になった歌。

誌面発表前なのでここには出せないが、

なかなか暮れない一日、目も口も錆びたようだ、茄子を焼いている。

そんな歌意の歌。

最初読んだとき、「目も口も錆びたようだ」というのが表現として面白いと思いつつ、

それがどういう作者の心的状況を伝えているのか、いまいち掴めなかったのだが、

歌会でいろいろ話しているうちに、だんだん、いい表現と思えてきた。

この部分についてはいろいろな意見があって、

「見たくないものを見た、言いたくないことを言ってしまったような気持ちだろう」

という意見や、「疲れたということではないか」とか、

「一日、使っていなくて錆びついてしまったような」という意見とかがあったのだが、

私は何度も読み返しているうちに、

なかなか暮れない一日がそろそろ終わろうとしている頃の、なんというのか、

うつろさ、みたいなものを感じてきた。

たぶん、疲れたとか、使わないで錆びたとか、そういうのとも違う感覚。

そういううつろさを、うつろとか、虚しいとかいう言葉を使わず、

「目も口も錆びたようだ」と表現するのはなかなか秀逸である。

歌会が終わる頃になってから、

ひとり密かに、うん、この表現なかなかいいじゃん、

そんなふうに思っていたのである。

歌を一読したときに、いまいち掴めない歌でも、

批評を聞きながら何回も読み返していると、

だんだんその歌の良さが分かってくることがある。

歌会はこれだから面白い。

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  歌会当日の午前中に歩いた鎌倉の荏柄天神

数値化

今年度になって、支部への税理士紹介の依頼が増えている。

たぶん、相続税の基礎控除が以前の6割に引き下げられたこともあるのだろうが、

最初の一か月ほどで前年の紹介依頼の件数に達してしまったので、かなりの増加である。

で、従来は紹介の依頼があると、

支部の活動に協力してくれる若い会員を中心に紹介していく感じだったのだが、

紹介事案が増えると、

公平性を確保した方がいいという話が出てくるわけで、

今、そのための資料を作成している。

公平性を確保するためには各会員を数値化して評価するしかなく、

研修義務の履行具合とか、支部の例会等の出席率とか、各部での活動をどう数値化

しようかと悩んでいる最中なのだが、

資料を作っているといろいろ面白いことに気付く。

へえ~、この人、全然研修に出てないんだなとか(^^;

この人、研修は出てるけど、支部には全く顔出さないねとか(^^;;

いろいろである。

ちなみに、支部の例会等の出席率については、

28年度一度も出席していない会員が全体の40%いた。

一年間で一回だけ出席した人も加えると半分を超える。

つまり、支部の会員の半分以上はほとんど支部に顔を出さないのである。

支部に出てきてくれない人達は当然、支部の活動にもあまり協力してくれることは

ないわけで、つまり、支部の活動は実質、会員の半分以下のメンバーが支えている。

一文の金にもならない支部の活動を支えているのは、

税理士としてただ自分の仕事をすればいいというのではなく、

しかるべき義務を果たそうという意識を持っている人達であるわけで、

そういう義務感を持って活動してくれる人に当然、紹介は優先するわけである。

その優先順位をつけるための数値化。

ややこしくて、文字通り一文の金にもならない作業なのだが、

これから支部に入ってくる若い人達のために、形を作ろうと思っている。

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   暑い一日、鯉も暑いか

危機感

政治に関することはあまり書きたくないのだが、

目に余ったのでちょっと書く。

都議会選挙の最終日、秋葉原での安倍総理の演説のとき、

「安倍帰れコール」が起きて騒然としたという。

翌日の記者会見で、「国民の声をどう思いますか?」という質問があったが、

一体いつから、他人の選挙演説をわざわざ拡声器を持ち込んで妨害する行為が

「国民の声」ということになったのか?

およそ民主主義国家の選挙では、

どんなに自分と意見が異なろうと相手の意見は聞くべきであり、

まして相手が演説しているときに拡声器で選挙妨害するなどというのは、

ただの暴挙でしかない。

それを「国民の声」とはどういうことだ?

この国の国民をバカにしているのか?

この報道の偏向はどういうことなのだろう?

「国民の声」もなにも、あの日、秋葉原に集まった人のうち、この暴挙に加担したのは

一部の人だったわけだが、テレビはなぜかその一部だけを映像に切り取って、

秋葉原がそういう人達で埋め尽くされたように報道した。

以前にも同じようなことがあった。

都知事選で当選した小池都知事が都議会の各会派に挨拶に行ったとき、

都議会自民党は小池知事と握手を拒否したと報道された。

実際は、普通に握手して挨拶し、

そのあと、写真撮影のためにもう一度握手してくれと言われときにそれを断った部分を

切り取って、挨拶に訪れた都知事と握手することさえ拒否したと報道をした。

別に自民党のシンパではない。

モリとかカケとか、わけの分からない話はさっさとはっきりさせればいいと思っているし、

後ろから味方に弾を撃つらしい防衛大臣などとっとと首にすればいいと思っている。

どっちの肩を持つとか、そういう話ではなく、

最近の報道の偏向には危険なものを感じる。

ポピュリズムが世界に広がり、報道もそれに追従しているということか?
売れるようにニュースを加工することを躊躇わなくなったということか?

日頃、自由と民主主義を口にする人は、

この報道の現状に危機感を抱かないのだろうか?

あるいは、それがいかに危険なものか気付いていない?
あるいは、おのれの信じる「自由と民主主義」のためなら、意見を異にする者の
演説は実力行使で妨害してもいいと思っている?
もし、そうならば私はそういう人達の言う「自由と民主主義」に疑いを抱かざるを得ない。

 なぜなら私は、自由と民主主義を愛しているからである。

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  センター北のカレー屋アジョワンのチキンガーリックカレー

優勝

通っているアーチェリーの射場で月に一回開いている射会。

ハンデに助けられて久し振りの優勝。

今回は射会のあとでバーベキューをやろうということだったので、

通常ならファーストを回って昼食を摂り、お昼からセカンドを回るのだが、

ファーストセカンドを休憩なしで続けて回る。

しばらく不調が続いていたのだが、ようやく復調してきて、

ファーストはまずまずの点数で回れたが、体力が落ちていて、

セカンドでは辛抱できなくなって離してしまうのが目立ち点を落とした。

それにしても今日は風がなくて蒸し暑かった。すっかり7月である。

セカンドで点を落としたので、期待もせずにラウンドを終えて、

練習場でバーベキューというか、ジンギスカン。

先日、歌会で札幌に行ったついでに羊の肉を射場に送っておいたので、

バーベキューではなくジンギスカンになったのである。

ちなみに、ジンギスカンって、羊の肉を焼くのか蒸すのか、どっちが正しい食べ方

なんだみたいな話があるみたいだが、買ってきた味付きの薄く切った羊の肉は、

直接焼くとすぐ焦げそうで、こういう肉は蒸した方が正解なのかな?

これが結構美味しくて好評。

羊は臭いという人もいるが、ぜんぜん臭みを感じなかった。

他の肉も美味しくて、常連のひとりが自分の畑から持ってきた新ジャガも美味しく、

ちょっと食べ過ぎた休日だった。

試合の方は、他のメンバーが点を伸ばさなかったので、

後半点を落としたけれどそのまま逃げ切って優勝し、

優勝の賞品の米10kをゲット。

アーチェリーをして美味しい肉を食べ、良き休日であった(^^

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   3本、黄色に命中で5の満射
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  賞品の米10k、ちょっと重いので、次からは軽い商品券にしてくれると嬉しい(^^;

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