2015年10月
瀬谷フェスティバル。
横浜の各区にある区民祭りのひとつで瀬谷では一番大きいお祭りなんだそうな。
今年返還された在日米軍の瀬谷通信隊跡地の原っぱが会場。
支部からも税務相談のブースが出ていて、
頼み込んで今年からその中に成年後見の相談も割り込ませてもらった。
その関係でちょいと顔を出す。
瀬谷の駅に着くとシャトルバスの案内があるのでそちらに行く。
しかし、これが失敗、会場の駐車場に入ろうとする車が並んでいて30分くらいかかった。
ちなみに帰りに会場から瀬谷の駅まで歩いたら25分。
頑張ってしゃかしゃか歩けば20分切るだろう。歩いた方が早かった。
先週の保土ヶ谷区民祭りもかなりの人出だったが、
今回はそれ以上の人出。
通信隊跡地の芝生の原っぱに設営された会場は人人人である。
税理士会のブースを探すのも一苦労だった。
行ってみると、周囲の喧騒のなかで税理士会のブースだけは静か(^^;
保土ヶ谷区民祭りのときもそうだったのだが、
第三者的な視点でブースを眺めていると、
なにをやっているところなのか分かりにくいのだ。
相談員がテーブルの向こうで所在なさげに座っている感じ。
この辺やはり税理士はPRに慣れていない。
一応、椅子に立てかけて「確定申告無料相談」で使う案内プレートが置いてあったが、
時期的に確定申告ではないし、
相続や贈与で相談したい人は、確定申告しか相談できないのかな?と思うかもしれない。
一目見て「相続・贈与・所得税・消費税、税金のことならなんでも無料相談」みたいな
立て看板とかのツールがあった方がいいのかもしれない。
ちなみに成年後見もポスターは掲示したが、風があったので仕方なく見えにくい場所へ
の掲示。これも来年はなにかツールを支度した方がいいな...。
ブースの前で配るチラシみたいなのも、
例えばゴミ袋として使えますみたいな袋型のものを作って配ると、
出店で食べ物を買って食べながら歩いている人には便利かもしれない。
ゴミ袋で捨てられたら意味ないだろうと思う向きもいるかもしれないが、
街のティッシュ配りと同じで、まず、手に取ってもらう、PRはそういうところから
始まるのではなかろうか?
そもそもコンセプトをどちらに置くのか?
税務相談に置くか、税理士を身近に感じてもらうことに置くか?
その辺はっきりさせた方がよさそうな気がする。
瀬谷フェスティバル ステージでいろいろやっている
フェスティバルの会場。向こうに見えるのが海軍道路の桜並木
ところで、税理士会では税理士をもっと身近に感じてもらおうということで、
トッチー君というユルキャラを作っている。
東京地方税理士会の頭文字をとってトッチー君と名付けたのだが、
話には聞いていたが、自分も今回が初見。
ブースの後ろで支度をして若い会員が被って登場。
しばらく会場を歩き回ったが、子供には結構人気。
ちなみに歩くとき両側に会員が付いて集まった人にパンフレットを配っていたが、
これは実はひとりでは歩くのが大変なので両側に寄り添っているのである。
転んだら起きれないかもしれん(^^;;
ユルキャラって、やってる方は結構大変なのだ。
さぞかし暑いだろうなと着ぐるみになっている若い会員に同情しつつ、
子供達に囲まれたトッチー君を見ていたのだった(^^;;;
いずれにしろ、来年に向けていろいろ反省点も見え、
ブースのなかにお茶を差し入れしてお昼で帰らせてもらった。
ユルキャラって支度するのが結構大変
トッチー君登場
子供達には結構人気
仙台名物の笹かまぼこ。
昔、仙台でヒラメが沢山獲れたときに、
それをすり身にして作ったのが始まりらしい。
以前、結社の歌会で仙台に行ったとき、通っているアーチェリーの射場への土産に
買っていったところ、えらく好評だった。
それでそれ以降、たまに仙台の歌会に行くと土産に買ってくるようになったのだが、
いつも買うのは、「鐘崎」の笹かま。
で、この鐘崎の支店が福島にもあって、
福島に結社の新しい歌会が出来て、たまにそこに行くようになると、
福島の鐘崎で土産に笹かまを買って帰るようになった。
この笹かま、美味くて大きい。
笹の葉の形で大きくて分厚いので、なかなか食いでがある。
先日、ひさしぶりに福島の歌会に行ったときも、
いつものとおり土産に笹かまを買って帰った。
常連の中にこの笹かまの土産を楽しみにしているのがいて、
歌会で福島に行くという話をすると、
笹かま買ってきてくれ~笹かま買ってきてくれ~とうるさいのだが、
ま、美味しいから良しとする。
ところで、笹かまって、どう食べるのが一番美味いんだろう?
射場だとそのままむしゃむしゃと食べてしまうのだが、
やはり、山葵と醤油?
でも分厚い鐘崎の笹かま見ていると、
蒲鉾のステーキとかはどうなんだろ?みたいな気もしてくる(^^;
そういう話を常連仲間にしたら、
「なに言ってるんだ、笹かまはそのまま食べるか山葵と醤油で食べるのが一番美味い」
と言う。
しかし、アメリカでは豆腐のステーキとかもある。
通ぶっている向きには豆腐をステーキにするなんて発想は出なかっただろう。
あるいは笹かまも、常識にとらわれているから、山葵と醤油しか頭に浮かばないのかも
しれない。
このブログを読んでいる人に新しい笹かまの食べ方を知っている人がいたら教えて欲しい。
秋の一日、美味しい笹かまを食い、アーチェリーを楽しんだ。
ちなみに「鐘崎」のホームページはこちら↓
再来年4月からの消費税10%。
それに伴う軽減税率について最近いろいろ言われている。
正直言って、そういうニュースを聞く度に、
「勘弁してくれよ、導入したら中小企業は大変だぞ」と思っている。
軽減税率が導入されれば、普通税率との区分が必要になるわけで、
インボイスも必要になるだろう、事務負担は間違いなく増える。
軽減税率の対象もどうするのか?
生鮮食品に絞ると言っているが、
魚一匹買うのは生鮮食品で軽減税率、刺身は加工食品だから普通税率という話も出ている。
じゃ、魚の切り身のパックは?
欧米の例では、
保温機に入れた暖かいピザを売る場合と冷たいままでピザを売る場合で税率が違い、
じゃ、何度で分けるんだという話になり、軽減税率が適用されるようにギリギリの
温度に保温機の温度を設定して売るというケースも出ているらしい。
ピザの温度が1度違うと国に入る税金が変わる。
これって結構マンガである。
そんな感じなので、軽減税率適用か否かで訴訟もかなり起きているらしい。
それをやるのか?
そもそも軽減した分、いずれ違う形で負担が増えるんじゃないのか?
それでもやる?
政治家は選挙を意識してケイゲンゼイリツケイゲンゼイリツと唱えるだろうが、
本当のところ、国民のためにどれほどのものになるのか?
その財源を子供達の間に広がっている貧困の解消に使ったらどうなんだろう?
低所得家庭への学資援助とか奨学金の拡充とか、
将来を見据えた集中的な予算の使い方があるのではないのか?
ケイゲンゼイリツという薄く広げてばらまくような人気取りより良い気がするが?
申告の正確性を担保するならインボイスが必要なはずだが、
それの発行、収集、その手間はどうする?
NHKのニュースでインタビューを受けていた八百屋さんが、
軽減税率が導入されたら人を1人増やさなければならなくなる、と言っていたが、
人を増やせばその負担はもろもろの価格にいずれ反映するわけで、
消費者はそれを受け入れてくれるのだろうか?
そもそも既に紙の申告の時代ではないわけで、
インボイスも電子化するのだろうか?
そうすると、すべての企業をネットで国につなぎ、すべての取引について
電子インボイスを発行する?
そうやって、すべての取引を国が管理するのって、
なにやらジョージ・オーウェルの小説「1984」みたいな管理社会に
いつかつながりそうで怖い気がする。
そういう怖さはマスコミが喜んで飛びつきそうな話なのだが、
今回の軽減税率を巡る報道には、
日本のマスコミのレベルがはっきり出ていた。
最初の方は、軽減税率導入支持一色。
国民の生活を守るために軽減税率導入が当たり前という話だけで、
それに伴う問題には全く触れなかった。
最近になって、実際に導入したら大変な部分もあるという話がようやく出てきた
わけだが、軽減税率導入に伴う諸問題は今になって分かったことではない。
なぜ最初から物事を全体的に捉えて報道しない?
その報道姿勢の推移には、
その時その時の時流に乗ったニュースを流しているような安易さが垣間見えた。
いずれにせよ政治家は、軽減税率にしろなんにしろ、選挙を考えて唱えるのではなく、
諸々の問題を考え、必要な時は周囲から反発されても本当のことを言う。
そういう姿勢を忘れて欲しくない。
そういう点で先日の麻生財務相の、
「面倒くさいとみんな言っている。社会保障に回る金が減る」
というのは、真実の言葉なのだが、
彼の場合、不必要に反発を買うような言い方をするから問題なのである(^^;
珍しくマシな内容を話しているのだから、もうちょっとマシな言い方をして欲しいものだ。
先週土曜の保土ケ谷区民祭り
支部から税務相談の相談員が出ている関係でちょっと行ってきた。
成年後見の相談実績もあって一安心。
岩手山から下山して雫石の鶯宿温泉に泊まり、翌日は歌会に出るため福島へ。
福島の歌会は久しぶりの参加である。
出席者は8人と少な目なので、
ひとつひとつの詠草をしっかり批評することが出来たのだが、
この出席者が少ないというのが福島の歌会の悩みではあるらしい。
東北って歌会に出るのも結構大変なのである。
なにしろ、近畿地方と中国地方を合わせたより広い東北に、
大阪府と同じくらいの人口が散在しているわけで、
歌会に集まるのも野を越え山を越えてくるわけである。
今回も青森からの参加者を含め何人かは泊りがけでの参加。
そんな感じで、メンバーが少ないのは1首に充てることの出来る時間が十分に取れて、
それはいいのだが、批評が身内的な話になってしまうこともありそうだ。
今回も、出された詠草のなかに、
本当のことを詠え夜のバス私は○○に恋などしない、
そんな歌意の歌があり、
○○というのが当日は参加していなかったが東北のメンバーのひとりの個人名なのだが、
歌会に出ていたオバチャン達は批評そっちのけで、
「作者は○○君のことどう思ってるの~!?」
「でもこの歌、東北のメンバー以外に分かるかしら~」
そんな話になってしまったわけである。
この歌の下句、「私は○○に恋などしない」というのが面白く、
個人名が生きている気がするのだが、その辺はどうなのか?
それと、歌の構文上、「夜のバス」に向かって「本当のことを詠え」と言っている形に
なってしまっていて、その辺どうなのか?
そういう指摘が歌会なら当然出てきてしかるべきなのだが、
批評そっちのけで話が興味本位な方に行ってしまったのは、
オバチャン達の趣味にはまってしまったと言えばそれまでなのだが、
ちょっと頂けない気がした。
やはり、メンバーが少なくて固定してしまうことに伴う問題は出ているのであろう。
広くて会員が散在していて集まりにくい、
そういう制約があるならば、
あるいは、超結社的な歌会という方向でより広く参加者を募るとか、
そういうのもひとつの方法ではあるかもしれないなどと思いつつ、
それでも多少の脱線はあったが、充実した良い歌会だった。
歌会のあとは楽しく飲んで歓談。
いい気分で飲んだあとはいつもの通り、終電前くらいの電車で今日の泊りの飯坂温泉へ。
三連休、東北に行ってきた。
連休の中日、福島で短歌結社の歌会があるので、
初日に岩手山に登り、雫石の温泉に泊まり、
二日目に福島に移動して歌会に出る。
歌会のあとはいつもの通り飯坂温泉で泊まって翌日、横浜に帰る予定。
新幹線で盛岡、レンタカーで岩手山登山口の馬返しへ。
天気が良くて馬返しの駐車場からは岩手山がばっちり見える。
キャンプ場を抜けて登山口から40分程紅葉の綺麗な森のなかを歩くと一合目。
そこからは20分くらいの間隔で二合目、三合目と続く。
馬返しの駐車場からの岩手山
一合目あたりの紅葉
三合目の上からは森林限界を越え、昔の溶岩流の跡らしい斜面をひたすらジグザグに登る。
振り返ると盛岡の平野が広々としている。
上に行くにつれて風が強くなる。
八合目に避難小屋があり、大抵の人はここに一泊するようだが、
自分は日帰りの予定なので、そのまま頂上へ。
さらに風が強くなって頂上のお鉢めぐりの稜線に向けてざらざらの土と砂の斜面を登る。
ほどなくお鉢巡りの稜線に出る。
本当ならここから火口を巡る稜線を一番標高の高いところまで歩くのだが、
結構強い風が吹いているし、出発が遅かったのでこれ以上時間が遅くなると
下山の途中で暗くなってしまうかもしれないので今日はここまでにする。
冨士山でも登山道を登り続けて浅間神社奥宮の建っている火口稜線に出ると、
大抵の人はそこが頂上という感じで万歳などしているが、
本当の頂上は奥宮のあるところではなく剣ヶ峰。
それと同じで火口稜線まで行けば頂上に行ったのとたいして変わりはない。
ということで、とりあえず今日は強風からさっさと逃げる。
途中、砂の斜面で体を低くして風をやり過ごしたりしながらの下山。
一瞬、強風に体を持っていかれそうでヒヤリとした。
八合目避難小屋と岩手山
お鉢巡りの稜線に出たところ
火口を巡る稜線を歩いて向こうが岩手山の頂上
堂平まで下れば飛ばされそうな風もなくなり、登ってきた道をしゃかしゃかと下る。
登りはそれなりに登山者がいたが、下山はうって変わって人がいない。
今、この山を下山しているのは俺だけか? という感じ。
やはり殆どの人が日帰りではなく八合目避難小屋で一泊の予定で登りに来るようだ。
それにしても溶岩流の斜面が歩きにくくて疲れる。
途中、旧道と平行している新道を下ってきたらしい数人と会っただけで、
ひと気のない紅葉の森を下り、どうにか夕暮れ一歩手前ぐらいで登山口に戻った。
車で雫石の鴬宿温泉に行き、今日はそこで一泊。
川沿いの清光荘という小さな家族経営のような旅館で、
建物の古さ否めず壁や廊下の汚れも目に付いたが、
風呂は源泉かけ流しでいい温泉だった。
食事フツーだし土産も売ってないし三階建てでもエレベーターついてないのだが、
旅館のお婆ちゃんはじめ従業員(たぶん家族?)みな感じよく、
鄙びた感じで好感のもてる旅館である。
壁紙とかは張り替えた方がいいね。廊下も業者に汚れ落としさせれば綺麗になるだろう。
そうすれば鄙びた感じの風呂がいいから通の客が増えるよ。経営努力に期待(^^