1月、税務署から電話。
「そちらで申告をされている〇〇商事さんの調査でお伺いしたいのですが」
「今、年末調整の真っ最中ですよ。それが終わったら法定調書。2月に入ったら確定申告。
税務署さんだって年が明けてからは確定申告体制でしょ、当分無理ですよね」
と穏やかに言葉を並べたら、
「そ、そうですよね。じゃ、確定申告が終わってから電話します」
あれ? 随分あっさりと引き下がった(^^;
税理士会と税務署との話し合いで、
税務調査については確定申告の時期は出来るだけ外す、ということになっているらしいが、
知り合いの税理士に聞いてみると、
確定申告の時期でも当たり前に調査に来るとか、
3月1日から3月15日までは遠慮するという話を聞いたとか、
無料相談に派遣される日を外すだけだとか、
実際のところはかなり曖昧で、担当者レベルで違うらしい。
ま、それはいいのだが、電話してきたのがたまたま話の分かる調査官だったのか、
確定申告の時期は税務調査をやり過ごせた。
税理士は顧問先の税務調査には必ず立ち会う。
税務署も申告書に税務代理権限証書がついている場合は、その税理士に連絡してくる。
法人の税務調査は基本2日間。
顧問先と調査官と税理士の都合が一致しないと調査の日程が決められない。
で、その後、連絡ないな、ひょっとしたら調査のこと忘れたのかなと思っていたら、
今日、電話がかかってきた。
「1月に電話したんですが、〇〇商事さんの調査、4月の△日から△×日の週で
お伺いしたいと思います。いかがでしょうか?」
「その週、日本にいません」
「海外に行かれるんですか?」
「ええ、ボルネオに」
「ボルネオ...」
「はい、その週、ボルネオのジャングルの中なので他の日にして頂けますか?」
「はあ...。分かりました。また日程考えて電話します」
あらら、また先送りになっちゃった(^^;;
別に嫌がらせで先送りにするようなことを言っているのではなく、
たまたま調査官が言ってきた日程がまさにボルネオに行く予定とぶつかっていたのである。
一応、何日と何日なら大丈夫ですと伝えたのだが、
その日は調査官の方が都合が悪かったらしい。
ま、そのうちまた電話かかってくるだろう。
日程がなかなか決まらなくて申し訳ないから、
ボルネオの土産にサバティーでも買ってきて調査の当日、飲ませてやろうか(^^;;;