2013年09月

ユトリロ展

高島屋でユトリロ展をやっているので見に行く。

同時にやっているイタリアンフェアの会場を抜けてユトリロ展の入り口に行くのだが、

このイタリアンフェアがかなり混んでいた。

ワインだのチーズだのラザニアだの、いろいろ売っている向こうでは通訳付きでイタリア

料理の実演などもしていて結構繁昌している。

人だかりを抜けてユトリロ展。

モーリス・ユトリロ。

白を基調としてパリの街角を描いた画家。

その生涯は破滅的である。

初期のユトリロの絵は、人気のない通り沿いに家々の白い壁がつらなっているような、

そういう作品が多い。本来なら行き交っているであろう人の姿はなく、通りの向こうに

ひとりかふたり小さな人影が立っていたりするのだが、それはまるで無人の街にあらわれ

た亡霊のようである。色彩は建物の白い漆喰の色が基調で、

そういう彼の絵からは孤独感や哀愁が伝わってくる。

実際、彼は孤独だった。

父は分からず、母には相手にされず祖母に育てられた。

祖母は毎日夕方にワインを嗜んでいたらしく、まだ子供のユトリロにもワインを飲ませた。

そうやって育てられたユトリロは10代の終わりには既にアルコール依存症になっていた。

精神的にも患い、治療の一環として勧められた絵が、彼の才能を開花させる。

育児放棄をした母親だがユトリロの絵が売れるようになると、

再婚相手と二人でユトリロの絵を売った金を自分達だけで使ってしまう。

しかもこの母親の再婚相手はユトリロの友人である。

こんな母親を持ったら子供がおかしくならない方がおかしい。

初期のユトリロの絵の孤独感や哀愁は彼の精神世界のあらわれであろう。

やがてユトリロの内面はさらに破綻してゆく。

一日8リットルのワインを飲むという生活で、アルコール中毒、泥酔しての奇行、

警察への収監、精神病院への送致。

そんなことを繰り返しながら、しかしなおユトリロは絵を描き続ける。

そして売れたお金は母と再婚相手、さらには妻が勝手に使う。ユトリロが手にするのは
だけ。しまいには殆ど監禁状態に置かれ、絵はがきを渡されて、それで絵を描くことを
強要されたらしい。

そういう状況下で書かれたゆえか、後期の彼の絵からは初期の絵にあった孤独感や哀愁が

消える。色が多くなり、絵のなかの人の数も以前よりは多くなる。しかし、構図はパター

ン化し、初期の作品の自己模倣が見てとれる。

絵はがきを渡されて描かされたというが、後期の絵は確かに絵はがき的な絵に変わる。

会場にはその後記の作品も結構多く展示されているのだが、

見るべきものは少ない。

会場を歩きながらそういう彼の作品の変遷を辿っていくと、

彼の精神の破綻が見えてくるような感じがして、ちょっと重苦しくなる。

「もし、パリから離れ二度と戻ってこれないとしたら、どういう思い出を持っていきたい?」

と彼は人から尋ねられ「漆喰のかけら」と答えたそうである。

子供のとき、母に相手にされずひとりで漆喰のかけらで遊んでいたという。
彼は絵を描いて幸せだったのだろうか?
放棄され裏切られ、それでもなぜ彼は母を女神のように慕ったのだろう?
ひととおり見て会場を出、にぎやかなイタリアンフェアを通り抜け買い物をして帰った。


 
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  夕日

経営革新等支援機関

経営革新等支援機関の認定を受けた。

24年8月30日に「中小企業経営力強化支援法」という法律が施行され、

多様化する中小企業の経営課題、事業形態、事業内容への支援体制を整え、

中小企業に対してより専門的な支援を行うのだそうで、

金融機関や税理士・会計士など、税務・金融・企業財務に関する専門的知識とその支援に係る
実務経験が一定レベル以上として認められた個人あるいは法人が、

経営革新等支援機関として中小企業庁から認定される...となっているが、

実際のところは必要な書類を揃えて出せば認定される。

税理士の場合は、既にその分野の実務経験があるから書類さえ出せばOKということらしいのだが、どうなんだろ...。

税務や財務に詳しいのは当然として、だからといって経営についても税理士がプロだと思ったら勘違いである。どれほどの税理士が経営計画の策定とかその実施支援とか、そういうことが出来るのかなという疑問はある。

いずれにせよ、9月20日現在、全国で17,445件の法人・個人が認定を受けている。

中小企業が経営革新等支援機関から支援を受けることによるメリットは、

1)中小企業経営力基盤支援事業(経営力強化保証制度)
認定支援機関が、中小企業に対して、事業計画の策定支援や期中におけるフォローアップ等の経営支援を行う場合に、信用保証協会の保証料が0.2%減額される。

2)中小企業経営力強化資金融資事業
認定支援機関の指導及び助言を受けている事業者を対象に日本政策金融公庫が行う低利融資で、貸付利息が通常より0.6%程減額される。

3)認定支援機関による経営改善計画策定支援事業
中小企業・小規模事業者が認定支援機関に対して負担する経営改善計画策定支援に要する計画策定費用及びフォローアップ費用の総額について、3分の2(上限200万円)の助成を受けることができる。

4)設備投資減税
経営革新等支援機関等からの経営改善に関する指導及び助言を受けている中小企業者等が、経営を改善するための設備投資について、取得価額の30%の特別償却か取得価額の7%の税額控除のいずれかを選択適用することができる。

5)その他、小規模事業者支援・創業支援等の補助金

などなど。

まだ具体的な話はあまり聞かないが、

いずれ低利融資の話などは出てくるのかもしれない。

そのときに、「支援機関の認定を受けていないんですか!」などと言われると腹が立つので、

今のうちに認定を受けたというわけ。

これから税理士会の方ではその辺の研修会とかいろいろやるらしいので、

時代に置いていかれないようにせっせと勉強しようと思っている。


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  露草

7年後

通っているアーチェリーの射場、月に1回、初心者向けの講習会をやっているのだが、

昨年のロンドンオリンピックのアーチェリーで男子が銀、女子団体で銅メダルを取って

以来、その講習会に来る人が増えた気がする。

メダルをとった女子の選手が

「走るのが嫌いだから走らないでいいアーチェリーを始めました」

みたいなことをインタビューで言ったのが結構効いているらしい。

走らなくていい、疲れない、ラクチン、体重制限なし、

こんなゆるいスポーツならということで人気が出たようだ。

実際、アーチェリーは体力や運動神経より集中力とかメンタルな部分を問われる

スポーツで、高齢者でも充分楽しめる。

それで初心者向け講習会が繁昌するのは良しとして、

最近はアーチェリーをしながら合コンする向きもあるらしい。

しばらく前あったのは、若い男女20人くらい、

最初にアーチェリーの基本を教わり、そのあとは男女混合で幾つかのチームに別れて

コースに入り、それが終わるとテーブルを囲んでお話タイムだったらしい。

ま、弓道のように礼に始まって礼に終わるというような堅苦しいことが嫌いな向きが

集まるのがアーチェリーだから、別に射場で合コンやったって構わないのだが、

夏のアーチェリーの射場にショートパンツで来るのだけはやめた方がいい。

フィールドアーチェリーのコースはたいてい山の中で、

6月あたりから10月頃まで蚊の対策が必要である。

それを知らずにショートバンツでやってくる女の子は可哀そうな目に合う。

いずれにせよ、講習会が繁昌して何人かはリピーターで来るようになった。

そのなかに中学生がいて、先日の連休も母親と一緒に来ていた。

本人かなりアーチェリーが気に入ったらしく、

たぶん、母親に頼み込んで連れてきてもらうのであろう。

見ていると、射形が良くて結構いい感じで射っている。

常連達が「頑張れば7年後のオリンピック出られるんじゃないの?」とかいうのだが、

確かに7年後、その少年は大学生くらいの年で決して夢物語ではないわけである。

本人や母親もそんなふうに言われるとまんざらでもないらしく、一生懸命射っていた。

東京でオリンピックが開かれるというのは、こういう少年達に夢を与えることなのだ。

やはり招致が成功して良かったのだろう。

その少年、見ていると、的の正面より1mぐらい右に立って射っている。

「もっと左に立って射ってみな」

そう言われて左に1mほど移動して射つと、スポットの上あたりに綺麗に矢が飛んでいく。

「ちゃんと飛んでいくだろ、的の正面に立って射たないとダメだよ」

少年が7年後の東京オリンピックに出たら、

「あいつ俺が教えたんだよ」

とか自慢できそうである。

教えたのは立ち位置だけなんだが(^^;

うん、少年、頑張れ。

射場の常連のおじさん達に7年後自慢させてくれ(^^

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   射場  紅白の彼岸花

草津

ぶらりと草津へドライブ。

早朝、横浜を出、環八を抜けて関越道、途中から上信道へ入り軽井沢。

朝の軽井沢、道路の横のゴルフ場ではもうプレーしている人達がいて、

やはり優雅な別荘地という気がする。

そういうのを見ると、年を取ったら別荘暮らしもいいかなと束の間思うわけだが、

やはり、バガボンドではないが、あっちこっちさすらっている方が好きな人間には

不向きかもしれない。たぶん同じところにずっといると飽きる(^^;

軽井沢は素通りするつもりだったが、なぜかショッピングプラザに入って買い物したり、

テラスでソフトクリーム入りのかき氷を食べたりして、しばし、まったりしてしまった。

北軽井沢を抜けて浅間山の麓を走り草津へ。

とりあえず草津白根山に行ってみる。

確か子供のときに親に連れられて行ったきりで、記憶が曖昧だが、山頂の下の駐車場へ

の道を走っていると、草津白根山って大きな山だったんだなという気がしてくる。

広やかな山の斜面につけられた道路を登ってゆく感じで、

途中、斜面から湯気が出て硫黄の匂いが立ち込めたりしている。

やはり火山である。

既に紅葉が始まりかけていて、なかなか綺麗。

駐車場が混んでいるかと心配していたが、並ぶほどではなくスムーズに入れた。

ここから湯釜の見える山頂へは歩いて10分くらい。

子供のときの記憶と違うなと思いつつ登っていくと向こうに火口湖の湯釜が見えた。

ちょうど雲が流れてきて一分もしないうちに消えてしまう。

もう少し遅く着いたら湯釜は見えなかった。

子供のときに見た湯釜は、白い火口壁に囲まれた明るい緑色の鮮やかな印象があった

のだが、今日見えた湯釜はそのときのものとまるで違った。

たぶん見ている方向が違う。

子供のときは、もっと全体を見渡すような感じで火口湖が見えた。

子供のときに登った道はあるいは崩れたかなにかで登れなくなったのだろうか?

下に降りて駐車場の向こうのレストハウスの方に行ってみると、

そこから火口の方に登ってゆく道があり、通行止めになっていた。

硫化水素が発生しているので入らないでくださいというようなことが書いてある。

なるほど、子供のときはこちらから登ったのだ。

それにしても、ついこの前までの暑さが嘘のように涼しい。

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  草津白根山 湯釜
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  りんどう

しばらく休んだあと草津温泉へ。

道がよく分からず温泉街の入り口の公営の駐車場を素通りしてしまったのだが、

運よく湯畑の近くの民間の駐車場が空いていたので余計に歩かずにすんだ。

ちょっと下町チックな温泉街を歩いて湯畑へ行く。

湯畑は巨大な源泉である。

丸く囲まれたなかから温泉が湧きだし、並べられた何本かの木の樋を通ってそれが

流れてゆく。周囲は観光客で一杯。社会人になりたての頃、友人達とスキーをしにきて、

この湯畑の近くのホテルに泊まったのだが、そのときと付近の様子はそんなに変わって

ない気がした。道をはさんで熱の湯というのがあり、そこから草津の湯もみ唄が聞こえて

くる。草津温泉の紹介の写真などで出てくる白濁した温泉に木の板を突っ込んで湯をもむ、あれである。近くには共同湯もあるので、ひとっ風呂浴びてゆくことが出来る。

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  湯畑
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  湯畑 木の樋から流れ落ちる源泉

しばらくゆっくりして、また下町チックな温泉街を歩いて駐車場に戻る。

途中、濡れせんべいを買って歩きながら食ったり、温泉饅頭だのテキトーに土産を

買って帰る。帰りはちょっと寄り道をして上信道ではなく関越道の渋川に抜けて横浜へ。

まっすぐ帰るならやはり来た道を引き返して上信道に乗った方が早いのかな?


租税教育

うたた寝していたら同席していた副部長に起こされた。

「話すんだって!」

「うん?...なにを?」

税理士会の会議、それぞれの支部の租税教育の状況について、支部の担当者が順番に

話してくれと言われたらしいが、うとうとしていて聞いていなかった。

「担当副部長だろ、よろしく」

「私わかんないわよ!研修会だとばかり思って出てきたんだから!」

なに言ってんだよ、本会と各支部の連絡協議会だとメールで知らせただろうが(^^;

仕方ないので、「うちの支部では○○の状況で、××の問題と、あと、講師の引き受け手が
限られているという問題があります。この辺をなんとかしないと拡充は厳しいかなと
思っ
てます」みたいなことをテキトーに答える。

税理士会でやっている租税教育。

小学校から高校あるいは大学で、税金がなんで必要か、どういうことに使われているのか、

そういうものを通して社会の仕組みを知ってもらおうという取り組み。

大学あたりでは寄付講座的な感じかあるいは職業進路紹介的なものになるので、ちょっと

違うのだが、少なくとも小学校から高校までのそれは国が積極的に推し進めていて、

税理士会も協力している。

各支部の話を聞いていると、やはり同じような問題で悩んでいるらしい。

まずは租税教室のコマ数の確保。

税務署からの依頼によっておこなっている支部が殆どだが、

小学校・中学校のカリキュラム変更で総合の学習時間が減ったことで、

租税教育拡充という掛け声とは裏腹に今年はコマ数が少ない。

それと、租税教室の講師確保の問題。

うちの支部でも同じ顔ぶれの人しか応募してくれない。

子供が好きとか、教えるのが好きとか、いずれにせよ、租税教育について意義を

感じている人が応募してくれるわけだが、数は限られている。

で、応募しない人達と話すと一番多いのは、

「なんで税理士が租税教育をやるの? そもそも税理士のやる仕事か?」

という疑問。

それを言われると説得できないのである。

確かに、租税教育って税理士の仕事なんだろうか? という疑問はついて回る。

税理士会は非常に積極的で、税理士法の解釈で租税教育は税理士の義務だなどといって

いる向きもあるが、それが拡大解釈であるのは明らかである。

その解釈に無理があるから、税理士法を改正して租税教育を税理士の義務にしようという

動きもあるらしいが、それは税理士会の会員に説明できるのだろうか?

積極的な人達の意見は、

規制緩和で税理士の無償独占がなし崩しになるかもしれない、だから、税理士の存在意義

を高めるため知らしめるために租税教育をやるのだと。

言わんとしていることは分かる。

しかし、それならば他にやることがあるのではないか?

行政書士会は毎月、街頭での無料相談会をやっている。

税理士会も毎月、街頭で無料相談会をやって、納税者に身近な存在であることを

アピールすればいいのではないのか?

司法書士会のように成年後見に会として力を入れ、成年後見の仕事をどんどん取ってゆく

ようにしたらどうなのか?

高齢者が増える世の中で間違いなくそれは税理士の存在と意義をアピールできるはずだし、

職域拡大にもなる。

ところが、税理士会はそういうことはなおざりで、租税教育には熱を入れている。

そういう税理士会を見ていると、

結局、税理士会は納税者の方を見ていない、国の方を見て、国に気に入ってもらえること

に力を入れて、それで税理士の職域を守ろうとしている、そういうふうに見える。

それが嫌なのだ。

政治的判断というのは分かる。

で、政治的判断でどうしても必要だというなら、そう会員に言えばいいではないか。

ところが、その日の会議でも、本会の参事のひとりが調子よく話していたが、

「職域とられちゃうよ。今出来ることをする。分かってるね、分かってるよね?」

なにやら上から目線で分かってるだろ! みたいな言い方。

現場は苦渋しているのである。

租税教育を拡充しろと言われても講師は限られる。

「なんで税理士がやるの? それって税理士の仕事なの?」と聞かれたとき説明できない。

そういう状況でなんとかやっていこうと苦渋しているところに、

上から目線で「分かってるよね?」みたいな調子のいい言い方聞かされると、

正直、鼻白むのである。

で、そのあとは聞き流してうたた寝していたら、「話すんだって!」と言われて起こされた

のだった(^^;;

小学校の租税教室に行き、子供達が質問の手をあげたり、一億円の札束のレプリカを見て

驚いたり、そういう様子を見ると、租税教育には立派に意義があると思う。

しかし同時に、現場には現場の苦渋がある。

さて、どういうふうにやっていけばいいものか...(^^;;;

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  軽井沢にて  ソフトかき氷

4,016マイル

今年の3月、子供達とタイに行った。

ここ20年海外に行っていなかったのだが、

ひさしぶりの海外はいい意味での刺激があって楽しかった。

20年海外に行っていなかったのは、

子育てやら仕事やらいろいろ理由はあるわけだが、ひとつには腰。

若い頃は金がないので直行便など使わず、安い南回りの乗り継ぎで丸一日くらいかけて

ヨーローッパに行ったりしていたわけだが、さすがにそれだけの時間、飛行機の狭い

座席に座っていると、腰が痛くなった。

それがトラウマになっていて、

おまけに若い頃からやっていた登山で重たい荷物を背負っていたゆえか、

普段の生活でもたまに腰痛が出るようになったりで、

これで若い頃のように飛行機の狭い座席に何時間も座っていたら、

とても我慢ができなくなるだろうと思っていた。

それで海外は敬遠していたのである。

子供達も大きくなり、一緒に出掛けることもなくなるだろう、じゃ、一度くらい

海外に行こうという軽いノリで今年の3月、タイに行ったのだが、

正直、飛行機のなかで腰が痛くなるのではないかと心配だった。

しかし、20年前と比べ、飛行機の座席の座り心地が良くなったのか、

あるいは7時間くらいなら許容範囲ということか、幸い腰痛は全く出なかった。

人間、現金なもので、大丈夫だと分かると欲が出る。

うん、東南アジア楽しかった。腰が大丈夫ならもっと遊びに行ったっていいよな~。

そういう気分になるわけである。

で、仕事の合間合間に、次はどこに行こうかなどと余計なことを考えるわけである。

そんなことをしているうちに、

今年の3月タイに行ったときのタイ国際航空のフライトをANAのマイルに登録

できることに気付いた。

タイ国際航空もANAもスターアライアンスに加盟しているので登録できる。

行ったときは別に気にもしていなかったので調べていなかったのだが、

また行きたいという気持ちが出てくるとマイルがもったいなくなるわけで、
ネットでANAのマイレージカードを作って早速登録。

事後登録はフライトから六か月以内なので、ぎりぎりで気が付いたというわけ。

それが4,016マイル。

三年間有効だから、その間にはANA使ったり、タイ国際航空やシンガポール航空とか、

スターアライアンスに加盟しているどこかの飛行機に乗るだろう。

そうすれば、3年に一回くらいANAの国内便くらいは特典で乗れそうである。

ちなみにJALはカードを使っているので、それでマイルがたまり、

それを交換して年に一度くらいタダで飛行機に乗っている。

ネットで調べてみると、マイルを貯める達人とかいうのがいるらしく、

いろいろな裏技を披露している。

達人というよりオタクという感じで、そこまでやろうとは思わないが、

マイルを貯めてそのうちどこかに行こうというのは、

ささやかな楽しみではある。

人間、仕事ばかりしていたら枯れる。常になんらかの楽しみを持っていなければいけない。

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   ひるがお

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