福島の歌会のあとはいつもの飯坂温泉。

一晩ゆっくりして翌日は帰りがけに三春の滝桜へ寄る。

日本三大桜のひとつと言われる滝桜。

着いたのが10時過ぎぐらいだったのが良かったのかもしれない。

観光客は確かに多かったが驚くほど多いというわけではなく、

フツーに滝桜に歩み寄って花を見上げ、周囲を巡るように歩いて写真を撮って、

少し離れたところを歩いたりして滝桜に戻ってきたら凄かった。

11時くらいからだろうか、

観光バスがわっとやってきたみたいで、人人人である。

満開の週末は駐車場から滝桜まで行列になるのではなかろうか。

車で走ってみて分かったのだが三春は滝桜に限らずあちこちに大きな枝垂桜がある。

しかし、滝桜はそのなかでずば抜けて大きい。

木の大きさがまるで違う。

樹齢は1000年を越えているらしい。

高さは13.5mとか案内に書いてあった。

いずれにしろ老木なので、温暖化で逆に大雪がふったとき、四方に張り出した枝は

大丈夫だろうかと余計な心配をしてしまう。

遠くから見ると、丘のなだりに滝のような桜をまとった大きななにものかが

立ち上がったようにも見える。

夜、この滝桜を見たら妖しいだろう。

一見の価値ある桜である。

ただし、満開の週末は覚悟を決めて行った方が良さそうだ。

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